白い町の亡霊-1

OP白い町の亡霊
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妄想途中のフレバンスホラーネタをちまちまちゃんと小説化していこうかなと。

妄想途中なんて自分にゲロ甘なカテゴリー作ったせいで全然小説化できてないね。でも大体妄想しきったからね。そろそろ小説化していきたいね。ってことで、うまいこと思いついた間にちゃんと書いていきます。いつか書ききってちゃんとワンピースのノベルページもしっかり作りたいもんです(遠い目)

 

相変わらず小説タイトル考えるの苦手です。わかりやすいタイトルがいいんです。ぶっちゃけタイトル、フレバンスホラーネタでもいいくらいです。でもできればもうちょっと短い方が後々呼びやすいんだけどなぁ。思いつかないや。とりあえずホラータウンと仮名称。白い町とかにちなんで霊の町、とか? いや、ぶっちゃけまんま白い町でもいいような。いや、ホラー要素が足りない。ウググ……。白い町の怨念でもいいけれどオドロオドロしすぎやろ。なんでタイトルってこんなに考えるの難しいの。あ、いいの思いついた。白い町の亡霊でいいや。すっごいそのまんまでわかりやすくてちょっとかっこいい!!!よしこれだ!!!!

 

 

スモーカーはため息をついた。意にそぐわぬ命令を上から受けたからだ。

パンクハザードでの一件後、病床から何とか抜け出した頃には気にかけている麦わらの一味達はハートの海賊団と同盟を組み、とうとう四皇の一角であるカイドウを落としてしまった。世界はまたひとつ大きな変化を迎えたのだ。その変化に、自分はついていけているのかと、スモーカーは焦っていた。そんな中、受けた上からの命令はとある人物の護衛である。

せっかく新世界で自由に動くことのできる地位を得たというのに、麦わらを追うことも叶わず、だらだらとその人物の護衛をしていなければならいとは。ため息と同時に煙がまたぶわりと吐き出される。焦りもあってスモーカーの機嫌は悪かった。しかもその護衛対象というのが随分と胡散臭い男なのだ。

G-5の船に乗り込んだ護衛対象である男は、何やら大層な道具を持ち込み、それを船の中心となる部屋のど真ん中に置いた。以降、ずっとそれを眺めている。男は名乗りもしなかった。名は? と問えば、「名前とは大切なもの」だのなんだの、よくわからないことをうだうだと抗弁を垂れ、結局「除霊師と呼んでください」と言われた。

その呼び名の胡散臭さもさることながら、除霊師が眺める道具もこれまた胡散臭い。テーブルの上に置かれた謎の紙には魔法陣めいたものが書かれており、その上には御札の貼られたケース。ケース中には白い鉱石が入っていた。「なんだこの鉱石は」と、G-5の者が触れようとしたときには「触らない方が身のためですよ」などと脅されたものだ。そんな鉱石の上には、振り子のようなものが設置されている。振り子は、不思議と波による船の傾きとは関係なく一方向に僅かに傾いて揺れ続けている。何かに引っ張られているかのように。除霊師はその振り子の傾く方向をじっと眺め、スモーカーたちに針路を告げるのだ。

この荒れた新世界の海で、ログポースの指針には目もくれず、胡散臭い道具の指し示すままに舵を取らされる。正直、たまったもんじゃない。それでも、その除霊師はれっきとした世界政府直属の組織の一員なのだ。

「あぁ、少しずれましたね。もう少し右に向かってください。1時の方向です」

こうして、除霊師は針路に口を出す。そのたびにスモーカーは煙を吐き出しながら部下に目配せをして舵を取らせた。それが上からの命令だったのだ。

「この男の指示通りの場所へ向かえ。この男を護衛せよ」、と。たったそれだけだ。詳しいことは何も知らされなかった。仕方なく、護衛対象である本人にどこへ向かうのだと問えば、この胡散臭い道具一式を組み立てたというわけだ。

そうして、G-5は除霊師の言うがままに船を進めた。丸一日以上、不確かな針路のままに新世界の海を航海し続けられたのは偏にスモーカーの手腕と、それを信頼する部下たちの結束力の賜物だった。

そうして、現在。新世界の海の中ではまだ平穏と言える、薄暗い雲とやや高い波の上でG-5の船は未だに振り子の傾く先を目指している。

さすがに部下たちにも疲弊が見えている。いい加減、そろそろ目標の場所へと辿り着きたい。

そうして船が目指す方へと厳しい視線を向けたスモーカーの耳に、「スモヤン!!!」と、部下の声が届く。見張り台へと目を向ければ、望遠鏡を覗き込んだまま、部下は続けた。

「船が二隻見える!」

スモーカーは能力を使い、部下の下へ行くと望遠鏡を覗き込む。まだ影しか見えないが、部下の言うとおり、二隻の船のようだ。

「……あれですか」

常に船の中で道具を眺めていた除霊師が甲板に出てきていた。除霊師はその手にケースに入った鉱石だけを持ち、まだ裸眼だけでは見えぬだろう二隻の船のある方向をじっと見つめている。

恐らく、海軍の船ではない。というか、海軍の船だったら怒るしかない。何のためにこんな危険な船旅をしたのかわからなくなる。呼び戻せよ、と言いたい。さすがに船を出す前に調べているはずだろう。

一番可能性が高いのは、やはり海賊船だ。それも、新世界を旅するような海賊。

G-5一同に緊張が走る。スモーカーは速度を上げるように指示した。

やがて、望遠鏡を持つ部下の目に、黄色い潜水艦と、船首がライオンの形をした二隻の船が並走している姿が映る。

 


 

雑学とか知識とかないから、船関連の話きっつい。知識って大切ね……。

海軍の軍艦って帆船っぽいけれど(ワンピの世界全部そうっぽいけどローの潜水艦以外)でも完全に風任せだけで動いてるわけでもなさそうだよね。+アルファあるっぽいよね。多分。スクリュープロペラっぽいのがあるんかな。もう船の構造とかわからんごん。

まぁ、きっと速度を上げるとかできる・・・はず・・・・・・はず・・・。

ワンピースの世界では海軍は同じ海軍の船の位置とか把握してるのかな? 一応地図とか多少は持ってるのかな。持ってて、でも機密情報で一般には出回ってないとかあるのかな。さっぱりでごじゃる。

まぁなにはともあれ、なんとなくこのあたりまでは思いついたので思いついた間に小説化しておきました。

 

ちなみに除霊師さんが御札はっつけてもってる鉱石は珀鉛(フレバンス怨念入り)です。現地から採取して、降霊させて持ってきたって設定。

毒素としても、霊障の可能性としても、触らない方がいいですよ(ニヤニヤ)

 

この小説では、珀鉛病の原因は珀鉛であることは世界的に判明してる(珀鉛製品は判明とともに捨てられた)ってことで。(これは多分原作でもそうだ、よね……?そうじゃないと珀鉛製品そのままって結構危険なような。あと珀鉛病って名前もおかしいような(体が珀鉛のようになるって見た目の理由の可能性もなきにしもあらずだけれど、やっぱちゃんとそこは知れてるんじゃなかろうか))

まぁ、なにはともあれ、珀鉛が原因と知れてる。でも珀鉛病は発症に至れば人から人へ感染するって思われてるって感じ、になるのかなぁ。もう難しいよう医療関連設定。

珀鉛病患者の体に蓄積された珀鉛の毒は、鉱石の珀鉛よりも猛毒と化している。って思われているって設定になるんかなぁ。だから珀鉛が原因とわかってても、珀鉛病患者からの感染が一番危険として恐れられているとか。そういうかんずぃ?

もうわい珀鉛病設定にどんだけ頭悩ませれないといけないの!!!! でも仕方ないよね!!!! 珀鉛病ネタ萌えるんだもん!!!!!!!!!!

 

まぁ何が言いたいかというと、除霊師さんは現状フレバンスの真実は知らず一般知識しかないけれど、珀鉛が原因で滅んだ国の怨念ってことはわかっているから、因縁深い鉱石に降霊できるだろう、と見て実際成功したんだなーって裏設定っす。

 

ワンピースの船のしくみ調べるためにワンピースWikiだらだら読んで結局良くわからなかったでごじゃる・・・。でもちょっとだけサニー号の部屋のことがわかった////// でもサニー号以外の船のことはさっぱりだった^ω^#でもコラさん関連のことちょっとわかってよかった。っていうかコラさんの説明とセンゴクさんの説明とローさんの説明読むだけでわいは涙腺刺激されるもうだめだ。

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