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if in – 6

大きな四角い穴の真ん中に、太いパイプのような大きさの線が下りている。麦わらの一味が向かっただろう廊下の突き当りに、その光景があった。周囲にもう従業員らしき人間はいない。 ローは穴の傍にしゃがみ、中を覗き込んだ。 随分と高さのある穴のよう...
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if in – 5

町の入り口からも見える巨大なピラミッド。頂上に巨大なワニが鎮座するその建物は非常に目立っていた。 「あれがクロコダイルが経営しているカジノか」 「すごくわかりやすいねー」 「海賊がこんな海から離れた地でカジノの経営とはな」 ローはピ...
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if in – 4

目的地であるレインベースへは砂漠を越えなければならない。 雪国育ちであるローとベポにとって砂漠は未知の世界だ。本で僅かに得た知識と、ここに来るまで世話になった商船の船乗り達から聞きかじった知識しかない。その僅かに得た情報から自分たちだけの...
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if in – 3

「あいつ、ドクターが前に見てた手配書のやつだったね。エース」 速足で酒場から離れ、ようやくローが歩みを緩めたのを見てベポが呟く。 ローは「あぁ」と小さく相槌を打って振り返った。同時に件の酒場があった方面からドンだのボフンだの変な音が鳴り...
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if in – 2

「ドクター、なんか騒ぎになってるみたいだよ?」 考え事をしながら歩いていたローの耳に、ベポの呟きが届く。言われてからしばらく歩けば、ローにも町のざわつきが届いた。 そこには人集りができていた。物珍しそうに集まった割には、妙に遠巻きに何か...
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if in -1

もしもローさんが船長してなかったら~ もしもローさんが原作よりちょい臆病だったら~ もしもドフィさんが本気でオペオペ手に入れようとしてたら~ もしDRが13年前には既にドフィに占領されていたら~ この物語ではスワロー島でペンシャチという拠...