【NARUTO】隣の境界線 – 2 –

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「何居座ろうとしてやがんだよ」
「いいじゃん。今日いい天気だなー」

睨み付けても見向きもしないでのほほんと風を受けていやがる。暢気なものだ。時期にずっと追っていた夢が叶うというのに、その障害の隣に座る馬鹿の気が知れない。

俺は何の為に連れ戻され、此処に居るのだろうか
夢も野望も、怒りも憎しみも全てナルトに丸投げして押し付けた今、生きてやること等ないと言うのに
何故か数ヶ月の牢獄生活の後、監視とチャクラ封印その他諸々制限付きとは言え牢から出され里で暮らすことを許された。
碌でもないものばかりだが仕事ももらえる、気を使ってイルカがこうして餓鬼の子守を依頼することもある。そして偶にナルトが隣に座る。それだけの日常が続いている。

「お前何がしたかったんだ」
「こうしたかったんだってば」
「あ?」

理解できないから素直に質問したら予想外の即答だった。ナルトは穏やかに流れる雲を見たまま言う。

「こうやって、お前の横に座って一緒にのんびりしたりさ、また前みたいに一緒に修行したり、くだらねぇことで躍起になって対抗心むき出しにしてみたり」
「それだけの為に連れ戻したのか」
「んーそうだなぁ。結局はそういうことだってば」

迷惑過ぎる。

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経緯説明しようと考えてたらテーマからどんどんそれていってどうしたものかと考えてたらまた眠くなったでござる。

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