ローさんネタメモ帳6

OP妄想書き殴り
この記事は約33分で読めます。

多分これで書ききった!!!

地味にまだあるっちゃあるんだけど、薄暗くてどこに救いがあるのかさっぱりわからない系ばっかり残ってる。ほら、あれだ、好きなキャラがぶちギレる話とか好きだから、そういう系統の暗い話がちまちまっとあって……まぁそれ系まとめてまた今度書くかなー(・3・)? 救い考えれてないとりあえずぶちぎれさせました系だから胸糞感が残って気持ちよくないのが傷。

珀鉛病再発ネタパート2

珀鉛病再発ネタは萌えるから一回だけじゃ物足りないんだってばよ!!!!!!!!!

あと、実はこっちの妄想の方が先にしてたかも? ネタメモにとるの忘れてた妄想をふいに思い出したので。

原作ではペンシャチベポと出会うときにはローさん珀鉛病まだ治ってなくて、おそらく三人は珀鉛病のことを知っているんだけれど、今回原作改変してハートたちとであったときには珀鉛病完治してましたって感じでいきます。そのせいかちょっくら今回の妄想ローさんは心が弱い。あとドフラさんにフルボッコにされている。結構ぐろいかもしれません。地雷注意で。

DR後かなー、なんだかんだでインペルダウンから抜け出したドフラさんがローさんに復讐ぶち込みに来たって事件がありましたってことで。(ぶっちゃけワンピースの雰囲気だと一度出たボスは復讐に現れたりしそうにないんだけどね。でもまぁそれはそれ。これはこれ……。)

ローさんをひたすら追い込みたいドフラっち。愛と憎しみが重過ぎてドロドロな感じ。

珀鉛病のせいで行き場のないところを拾って育ててやった恩を忘れやがって、とか。当時の憎しみや怒りをどこへおいて来たというんだ、思い出させてやる、だとか。そういう動機かなんかで、ドフラさんはローさんと1:1で戦って、ローさん負けて、負けたローさんに海楼石の首輪プレゼントと同時に、体中、刺し傷と、その傷に鉱石の珀鉛(わざわざどこから拾ってきたのやら)の塊を埋め込むという鬼畜っぷりを発揮。ローさんとっても苦痛のうめき声上げると思う可哀想。でもそういうの好きです(ドS)

あ、ちなみにハートと別行動中狙われたとかって感じで。麦わらとは割りと近くにいた感じで。

珀鉛病は微量の珀鉛を取り込み続けて何世代もかけて発症することになったけど、傷に直接ぶち込んだらどの程度で発症するんだろうね?(・3・)ワッカンナーイ。こまけぇこたぁいいんだよ。とりあえずそれで珀鉛病再発するんだよぉ!!!!!

体に埋め込まれていく鉱石が珀鉛と知らされて絶望顔のローさん。ドフラさんは大層愉快そうに笑って、さぁて、これからお前はどうするんだ、と。

 

「オペオペの実は海楼石で使えねぇ。さぁ、どうする? ……フフ、もう白くなってきてるな」

珀鉛が突き刺さるすぐ横の皮膚をぐい、と親指で強く押されローはうめき声を上げる。指は血をぬぐい、その下から真っ白になった肌を露にさせた。

「珀鉛病の治療法が見つかったなんて話は、まだ聞かねぇなぁ? 当然か。感染者はもう一人もいないんだから、研究している奴もいねぇ。……いまだに、珀鉛病に治療法は、ない。……お前の能力以外に、な」

ハァ、ハァ、と浅い息を吐きながら、ローは己の腕へと視線を投げる。歪む視界に白くなった肌が見える。

「フフ、フフフフフ。病気の前に失血で死にそうだなぁ? でも、良かったな、ロー。お仲間がもうすぐ来てくれるみたいだぞ?」

「……っ」

「フフフフフフ!! さぁ、どうなるだろうなぁ? ロー」

ドクン、ドクン、と、心拍が体中に響く。傷の痛みを訴えるように、体中が心臓になったかのように。……過去の傷の痛みを、思い出して、体を叩いている。

「ハートの海賊団。確かクルーの殆どは北の海出身だろう? 歳もお前より上のやつが多いな」

それは、フレバンスの悲劇を……珀鉛病の脅威を知っている世代だということだ。

ローは奥歯を噛み締めた。そうしないと、震えてしまいそうだった。

「……お前に、あの悪夢を返してやろう」

 

 

ローさんとうとう気絶。そしてハートのクルーより先に麦わらたちが駆けつけてくれる感じ。

で、あまりに痛ましい姿のローさんに一同絶句しながら、チョッパーが必死に治療しようと駆け寄ると、ドフラさんが「いいのか? 感染するぞ」ってにやにや笑いながらね。

でもこのチョッパーは珀鉛病のこと知ってて、尚且つ感染しないものだと予想を立ててた、または感染しないと知っているって感じでいぐぅ!

だから 「嘘だ! この病気は感染しねぇはずだ!!」 ってチョッパーはドフラ様相手に怒りの形相向けながら言うの。それでドフラさんは ほぅ。ってちょっと面白くないような顔をしてね。

「ったく、とんだ悪運の持ち主だよお前は。感染しねぇってわかってるやつに二度も拾われるたぁな」

ちょっと面白くないドフラさん、ローに駆け寄るチョッパー、その二人に攻撃しかけようとするけどルフィゾロサンジあたりに阻まれて。まぁいっかと。

「フン、まぁいい。知識があれど、治療法までは知らねぇだろう? フフフ、何せ、無いんだからな、オペオペの能力以外に、治療法は!」

「……っ!」

ちなみに海楼石の首輪は鍵なしですえげつなーい。

「せっかく一度は克服した病気だったのになぁ? コラソンの命と引き換えに、手に入れた能力だったのに、なぁ? これで、元通りだ。ロー」

そういって去っていくドフラさんゲッスイー!素敵ー!

海楼石で弱った体に瀕死の怪我、さらに珀鉛の毒に蝕まれてボロボロのローを必死に治療するチョッパー天使。

ドフラさんにわざと情報落とさせたので、これにてチョッパーはローが過去珀鉛病を発症していた=フレバンスの生き残りでは、って予測つけてる感じで。

 

そして、ローさん目を覚ましたら麦わらの船から脱走しようとしてね。ひたすら一人になろうとするのん。全ては珀鉛病患者への差別の目を見たくないからって感じで。

麦わらたちに見つかって連れ戻されようとするけど、うるさい放っておけって一人になろとするローさん。

げきおこな周りをなだめながらチョッパーがあわててローに「大丈夫だよ、珀鉛病は感染しないよ!」言ったりとかね。

で、チョッパーが「トラ男のとこの仲間たちと合流して治療法を探さないと!」って言うんだけど、ローさんひたすら合流嫌がってね。

ルフィさんがそのあたりでキレるといい。

 

「お前の仲間だろ。何で信じてやれねぇんだ! チョッパーがちゃんと説明する。それで十分だろうが、何を怖がってんだ!」

でもローさんは、過去、珀鉛病と知らずに保護した見ず知らずの優しい親子が、ローが珀鉛病だと知った瞬間に顔色をぱっと変えて、誰かが銃を自分に向け、その引き金を打つのをただただ待っているあの冷たい表情。それを思い出すわけですよ。

で、ローさんとしてはね、もうそれは、仕方のないことだと思ってるわけですよ。誰もが我が身が一番なわけで。彼らにだって大切な人がいて、その人を守るために感染者に近づきたくない、滅ぼしたい、平和を、安全を願って当然なんだって。

珀鉛病に対してその考えが浸透していた北の海だからこそ、そういう考えを持ってしまうのは当然だと思う一方で、自分のクルーがあの顔をするのかと考えたら怖くて仕方ないローさんまじ切なくて愛おしい。

だから苦しくて苦しくて、ルフィに逆切れしちゃうローさん悲しい。

「てめぇに……!!! てめぇなんかに、何がわかるっていうんだ!!!! 録に何も考えやしねぇてめぇなんかに!!!!! わかるわけがねぇ……!!! てめぇは、北の海出身でもねぇだろうが!!!!」

「あぁわからねぇな!!! お前の言ってることなんかさっぱりわからねぇ!!! わかりたくもねぇ!!!! それがなんだってんだ!!! まったく関係ねぇよ!!!! もしお前の仲間がお前のこと怖がるんだとしたら、おれがぶちのめしてやる!!!! そんときゃもう、お前はそいつらの船長なんかにさせねぇ!!! おれが攫ってやる!!! 無理やり仲間にして連れてく!!!!」

ローさんとしては、仲間からあの目で見られたくない。でもあの目で見られたとしても、それは仲間は悪くない、仕方のないことなんだ。だからもう余計なことはしないでくれって感じ。ひたすら悲しい。

両者絶対折れない喧嘩で、それをなだめたのはチョッパーとかナミさんで。無理やりルフィをローから離して、ローをとりあえず一人にしてあげようって。つかローさん多分ぶちぎれてる間に疲れてすぐばたんきゅーしちゃうと思う。

「トラ男は……フレバンス出身……なんだな……?」

ってチョッパーが確認取るとこほしい。

で、ルフィ一回ローから離して、チョッパーからルフィに説明してあげてほっすぃ。

 

「ルフィ。ルフィの言うこともわかるよ。おれも、トラ男の仲間がトラ男のこと怖がったり迫害するなんて絶対思えない。……でもな、ルフィ。トラ男がフレバンス出身だとしたら、トラ男がそう思ってしまうのも……仕方のないことなんだよ……!」

 

「だって、トラ男の国は、そうやって滅んだんだから……!」

 

「誰一人、生き残らなかったんだよ。トラ男以外……。フレバンスに生き残りはいないとされてたんだ。珀鉛病を広げないために、一人残らず殺されたんだよ……! 武器を持たない人も、女の人も、子供も、老人も、関係なく!!!!」

 

「それが、許されたんだよ……北の海では……。いくら平穏を保つためとはいえ、犠牲になる数が多すぎるって、何とかできないのかって声も上がったそうだけど、それよりも! 珀鉛病患者はモンスターだって……! 自分たちを脅かす魔物なんだって……! だから殺さないといけないんだって、そう言って!!! 銃を持つ人の方が!!! よっぽど多かったんだ!!!! トラ男は、そんな悪意の只中から、生き残ったんだよ……!!!」

きっと、世界の全てが敵だった。誰もが受け入れてくれない。バケモノを見る目で見て、銃を向け殺そうとする。その恐ろしさを、チョッパーは良く知っている。怯えるな、なんて無理な話だ。常なら弱みを見せないローが、声を張り上げて激情するほど、それは深い傷となって残っているのだ。

「ルフィ……落ち着いて。私たちから先にハートの子たちに説明すればいいだけの話よ。もしそれで、ローの懸念どおりの反応をするのなら、会わせない。ローには彼らの話はしないでおく。それでいいでしょう? 何も無理に引き合わせる必要なんて……」

「そんなん必要ねぇ!!!!!」

 

「トラ男は病気になっておかしくなったんだ!!!! トラ男は船長の癖に、今はおれのがよっぽどトラ男の仲間のことわかってやれる!!!! 前もって説明なんていらねぇ!!! そんなもん必要あるか!!!!!」

ルフィはハートクルーのために怒ってくれてる感。彼らがトラ男を迫害するなんてかけらも思ってない。そんな感じ。

「ルフィ。お前の気持ちもわかるが、お前だって多少の見聞色は使えるはずだ。お前には、聞こえなかったのか」

「……でも、でも、トラ男んとこのクルーがそんなこと言うわけがねぇ」

で、もちろん当然そうなるわけでして。

 

珀鉛病だと知らされて、ハートクルーは驚きはするものの、すぐに覚悟決めるの。感染しないよって情報知らされなくても、すぐローの元へ駆けていくの。で、みんなで一緒に治療法を探しましょうって。もう一蓮托生当然!って感じ。

そんなクルーの姿見て、もうローさん泣いちゃう。って話を読みたかったのだ。

 

「…………は、はは……お前ら、……馬鹿だろ……」

「何言ってるんですか。大馬鹿なのはあんたのほうだ! 麦わらに聞きましたよ。おれらには何も話さず放っておけって言ったらしいですね。おれ、怒ってます」

「……は、ははは…………はははは…………」

「聞いてるんですか!? 船長!!!」

げきおこなクルーたちだけど、ローはもう笑いながら泣いちゃう感じ。

ローからしたらほんと、ドフラさんからのお土産はまじ絶望で。またあの日々に戻るのかと。珀鉛病は感染しないという知識があり常に一緒にい続けてくれたコラさんがいたからこそ耐えられた世界。世界中の誰もが自分をバケモノと呼び殺そうとする、どこまでも己が惨めに感じる残酷な世界。誰も信じられない世界。自分の大切な仲間も、その世界の一部になるのだろうと、ほんっと、凄く凄く苦しくて悲しくて、惨めで、悔しくて、絶望しかなかったのに、それを打ち砕く仲間たち。

冷静に考えれば、ずっとずっと生死をともにしてきたのだから、彼らがローを見捨てるわけないって、本当ならそう信じられるはずなんだけれど、過去の体験があまりに悲惨すぎてそれができなかったローしゃん。

またあの世界に戻るのだと思ってたのに、そうならなくて、最高の仲間が自分にはいて、そのことにただただもうほんっと、どうしようもないほどの幸せを感じるローさん。ドフラさんのどすぐろい悪意も、ローの大切な仲間たちは簡単にぜーんぶ無に帰しちゃったのだ。

もうひたすら幸せ感じるわけですよ。しょっぱいもの食べた後甘いもの食べたらすっげー甘く感じるあの現象ね。かわいい。

ルフィは「ほれみろ!」ってちょっとおこで、もう、しかたねぇなぁって顔で鼻息ふんふんしてりゃいいと思うよ!

 

その後、結局治療法見つからない死ネタVerとか無駄に考えた。ローさんはひたすら幸せ感じて、仲間たちにありがとうって、ほんとうにありがとうって。心のそこからそう願って眠る感じ。ちょっとだけ過去のこと聞かせてあげたりね。何とか治療法探そうと躍起になってるクルーを無理やり捕まえて、話を聞いてくれって。治療法見つからないことにひたすら悲しみとあせりと不甲斐なさと色々感じて泣いてるクルーたちにね、そんなのどうでもいいんだと、おれは今本当に幸せなんだと、こうして隣にいてくれることがどれだけ自分にとって嬉しくて、奇跡的なことなのか、それを伝えたくてね、過去のことかいつまんで話したりしてね。ほんとにありがとうって伝えるローさんとか受信して一人悶えてました。

 

治療法見つかるVerは治療法というか、海楼石を外す方法の方で行く感じかな。あとは症状緩和と。

センゴクあたりが海軍の海楼石加工技術を持ち出して助けてくれるとすっげー萌える。お前がこの病気で死ぬことだけは許せないって感じのこと言ってね。ロシナンテの思いを無駄にしてたまるか、と。あと無駄にしようとしたドフラ様のやり口に激怒してくれるとなお萌えはげる。

でも治療法探している間 ずっとローさん穏やかで幸せそうな顔して、みんなにありがとっていつ死んでもいいように伝えたりしてね。そんなローの姿に不安で泣きそうになりながらも、「絶対治してやろうぜ! で、無事完治して、あとあと闘病生活の態度の話したら、船長恥ずかしい思いするんだぜ!」って笑ってみたりとかね。

 

珀鉛病再発ネタの何が萌えるって、怯えるローと、そのおびえを払拭してくれる仲間たちに幸せを感じるローが見れるのがイイんだよぉおおおおおおおお!!!!!!!

 


13年前事件直後の小話みたいな

すぐ近くで大砲の音がなり続けている。そうやって、少年の泣き声を隠してしまっている。

ローはぼろぼろと涙を零しながらも、一歩一歩、懸命に歩いていた。

宝箱へと入れられる前。コラソンはずっと言っていた。――隣町で落ち合おう。生きることだけ考えろ。きっと助かる。そうなったら自由だ。自分が生きることを、それだけを考えろ。逃げ延びろ。おれは、大丈夫だ。

その言葉を、ローは正しく理解していた。だから、どれだけ心が砕けそうでも、どれだけ今すぐコラソンの元へ走りよりたくても、ローはただコラソンの想いのままに、逃げて、生きることだけを考えた。そうしなければ、コラソンが命を賭してくれた意味がなくなるのだ。

やがて辿り着いた、ずっとコラソンと二人で使っていた小船。それに乗り込み、錨代わりの縄をナイフで切る。船は波に浚われ、島から離れていく。

ローは荒い息を収めることができず、だらだらと勝手に流れる涙をそのままに、離れていく島を呆然と見ていた。その体は病気と受けた暴行によりボロボロだった。体が熱かった。思考も定まらない。

島が見えなくなった頃、ローは船へと目を向ける。

二人で使っていたときは、大柄なコラソンのせいで随分と小さく感じた。今はそんな小船が、どうしようもなく広く感じた。

船体をそっと撫でる。つい数時間前は、ここにコラソンが座っていたはずだ。その温もりは、北の海の厳しい寒さが、全て消してしまった。

ふと、黒い羽が落ちていることに気づく。小さな、羽根のかけらのようなものだ。コラソンのコートのものだろう。よく焦がすから、あれはもうボロボロで、よく勝手に羽根が落ちるのだ。

ローはそれをぎゅっと握り、羽根があったところへと倒れこむ。

船の針路を見なければとは思う。北の海は荒れやすい。今眠ってしまっては、気づいたときには海の中ということもありうる。もうローは能力者だ。そうなってしまえば、助けてくれる人など一人もない。ただ沈むしかなくなる。

でも、ローはもう限界だった。暴行による傷と珀鉛病によって体は発熱し、僅かに残った体力を根こそぎ奪っている。

ローは羽根を握り、ぼやける意識のまま深い眠りへと誘われた。

 

 

ローを起こしたのはカモメの鳴き声だった。体を起こせば、そこにはコラソンと約束した場所、スワロー島が見えていた。運よく、流されついたのだ。

「ああ……助かったんだな……」

ローはその光景を見ながら、呆然と呟いた。

 

荒れやすい北の海が、つい先日まで大しけだったこの海が、嘘のように凪いでいた。

 

 

pixivで病気で寝込むローのタオルがいつの間にか変えられていたり、その後にはタバコのにおいが不思議としたりっていう、コラさん守護霊化した話を見て「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って萌えを超絶に得て、ふと気づいたらこんな話を思いつきまうた。

やっぱり、ロー……お前は生かされてるんだ……次から次へと救いのコラさんが降りてくる………!(涙)

ナギナギの実尊い。

ところで北の海って荒れやすいんですかね?^p^(勝手な設定)


麦わらinローさんネタ スリラーバーク編一部

ジャヤ島ではドンキジョリロジャのせいで降りられず、空島で降りれるわけもなく、ロングリングロングランドは人の気配ほとんどないし他の船もでてなさそうだからここで降りても次の船の伝がないし、ウォーターセブンではロビンが気になって思わず巻き込まれちゃったローさんは半ば海軍から逃げる形で出ちゃうし、スリラーバークは島ちゃうしってことで、なんだかんだでローさんシャボンディまでは同行(巻き込まれ)しそうだね!

そんなわけでスリラーバークといえば、やっぱりネガティブホロウですよ!ペローナちゃんかわいいペロペロ。

半分ギャグ半分シリアスという謎のネタが出来上がりました。

ちょっとスリラーバークどんな感じの話の展開だったか、一味はそれぞれどう動いてたかとかすっかりさっぱり忘れたけど、まぁとりあえず一味全員そろってるときってことでいいや。

 

「私は霊体を自在に生み出すホロホロの実の霊体人間。このゴーストたちは私の分身。人の心を虚ろにする!!」

そう言ってペローナが生み出したゴーストは凄まじい速さで麦わらの一味たちをすり抜けていった。遠巻きにその様を見ていたローは顔をしかめる。

「なんだ、あの能力は……」

ルフィ、ゾロ、サンジの体をすり抜けていったゴーストたちは随分と愛らしい顔をしたままふよふよと浮いている。一見三人の体に外傷はない。だが、異変はすぐに起きた。

三人とも、がくりとひざをつき、次いで手をつき、うな垂れたのだ。

「……生まれ変われるならボウフラになりたい……」

「おれなんかマユゲ巻きすぎてて死ねばいいのに……」

「皆さんと同じ大地を歩いてすいません……」

これにはさすがのローも開いた口が閉じなかった。

「……嘘だろ……」

あの、底抜けに明るく、暗い思考なんかしたことありませんって顔をして他人を巻き込みまくる一味たちが……サンジはまだわかる。あのルフィとゾロまでが……!?

「ホロホロホロホロ!」

愉快そうに奇怪な笑い声を上げる女へローは引きつる顔を向けた。

く、食らいたくない……!!!!

あんな地面に頭を近づけて自分の生を否定するような惨めさを曝け出すなど、プライドの高いローにはとても許せることではない。何が何でも避けてやる! そう決心し、ROOMを広げるローだったが、既にその後ろには全く気配を感じさせない霊体の姿があった。その背からすぅ、とローの体を通り抜け、腹から出てきた愛らしい顔とご対面し、ローは顔を引きつらせた。それと同時に、ずんっと精神が引っ張られるのを感じた。

「うおおお!!! ローまでアレくらったー!!!!!」

チョッパーの慌しい声が響く中、ぺたりと、ローは地面に座り込んで俯く。

その姿を見てペローナは嬉しそうに笑った。

「ホロホロホロホロ~! 誰も私の技からは逃れられない!」

勝ち誇るように周囲を飛び回るゴーストたち。未だにうな垂れるルフィ、ゾロ、サンジ。そして、それに追加する形になったローは……

「……ROOM……」

「へっ!?」

ぶわっと青いサークルが広がる。顔を俯けたままゆらりと、ローは立ち上がった。だらりと垂れ下がっていた右手が、ゆっくりと持ち上がり、人差し指がくん、と上に向けられる。

「タクト」

たったそれだけ。たったそれだけの動作だった。

だが、展開されていたサークルは、麦わらの一味も見たことのないほど巨大なもので、次いで発動された能力は、物を浮かせる程度のものだったはずなのだが

ドガン!!!

それは地面から巨大な槍のような岩をいくつも生み出し、大木を引っこ抜き、落ちている瓦礫や墓を浮かせ、そして地面や壁、船などに叩きつけられる。

あらゆるものが傍若無人に暴れまわる風景はこの世の終わりかとも思えた。ペローナは突如起きた怪奇現象に目を丸め、自分の顔面すれすれを飛ぶ瓦礫にあわてて頭を伏せ、その後ろでぶつかった衝撃にたたらを踏んだ。

「ぎゃああああ!!!! なんだお前!!! なんで、なんで私の技が……」

誰もが自分の技を食らえば戦う気力を失い地に足をつくはずなのだ。なのに、なぜこの男は攻撃してくるのだと、ペローナは恐怖を抱きながらローを見た。

驚いたのはペローナだけではない。正気を保っている麦わらの一味たちもだ。ローの能力の使い方は今まで直接ダメージを与えないようなものばかりだった。こんな風に破壊しつくさん勢いで能力を使う姿は始めてみたし、そのようなことができることも知らなかったのだ。

そして当のローは、大太刀をするりと抜くところだった。

「ふ、ふふ……」

すらりと抜かれた鬼哭は、ぎらつく刃を見せ、大きく2回、振るわれた。

同時に、暴れ狂っていた物、何もかも、その太刀筋に入ったものを切り刻む。

「ぎゃあああああああ!!!!!」

その有様にペローナはもう涙を流して震えていた。

俯かれていたローの頭が、ゆっくりと上げられる。薄っすらと笑みを貼り付けて、ローは呟く。

「とにかく、目に付くもの……」

どろりと、鈍く光る金色の目は、完全に正気を失くしていた。つまり、ペローナの能力は間違いなく効いているのだ。……ただ……。

「全部……壊したい!!!!」

「お前なんっちゅうネガティブの仕方してんだーーーーーッ!!!!!」

頭を抱えてウソップが叫ぶ。その間にもローは怖い笑みを貼り付けながら鬼哭を振るい、タクトで何もかもをひっくり返し、ぶち当てる。

「ぎゃあああああ!!!! 船が壊されるぅうううう!!!!!」

「うわぁああやめろ!!!!」

周囲のキメラたちやゾンビたちが頭を抱えてあっちへこっちへ逃げ回りながらこの世の終わりのような情景に涙を流す。

「うおっ!? なんだ、なんだ!?」

その大騒ぎにようやくルフィたちが正気を取り戻した。

「ロー!? ど、どうしたんだ!?」

「おいおいおい!? なんであいつ、な、なんだ!? 何がどうなって!?」

「ロー!! お、落ち着け!!! このままじゃおれらごと船が沈む!!!」

「ルフィーーー!!!! ローを止めてくれぇええーーーーー!!!!!」

「お、おう!」

チョッパーの嘆願にルフィは慌ててローに向かって走り出す。だがローはそんなルフィが視界にも入らないのか、めちゃくちゃに刀を振るう。

「うおおお!!! ロー待てって!!!」

何度かその太刀を避けたルフィだが、どこまでも広がっているサークルの太刀筋全てを切り捨てるローの攻撃を全部よけられず、とうとう右足が膝からざっくりと切り落とされてしまった。痛みが一切なく、くっつければ直るのだけが救いだ。

当のルフィはというと、始めてローの能力で切ってもらえたことに思わず目を輝かせ、痛みのない切り落とされた右足を持ち上げ、頭にかざす。そしてそのままそれを頭にくっつけた。

「うおおお!!!! 見ろよゾロ!!! 足がとれて頭についた!!!! すんげぇ!!!!」

「遊んでる場合かーーーーー!!!!!」

「おいおい、あいつ目がイッてんぞ!!!!」

「おい、ロー!」

「うるせぇ……!!! みんな、ぶっ壊れろ!!!!!」

「ロー!!!!!???」

「だめだありゃ」

「みんな…………全部……ぶっこわ……」

「お?」

誰がこんなものを止められるのだと、頭を抱えそうになったときだ、天変地異のような現象がゆるゆると動きを鈍くし、やがてサークルがふっと消えた。同時に浮き上がっていた物は全て轟音を立てながら落ち、地面を大きく揺らせる。

そして、そんな中、ローは糸が切れた操り人形のごとく、突如ばたんと倒れ伏してしまった。

「おーい!! ロー? おい、大丈夫か? ネガティブの効果切れたのか? ……ロー?」

あわてて片足でぴょんぴょんと飛び、ローの元へとたどり着いたルフィは屈みこんでローの体を揺する。

ローは汗をびっしょりとかいており、荒い息を繰り返していた。

「チョッパー!!!! ローを看てくれ!!!!」

「!?」

今まで怯えて隠れていたチョッパーがすぐに険しい医者の目つきになり、ローの元へ駆け寄る。他の仲間たちも集まり、ローを囲む。そんな中、チョッパーが聴診器を当てたりとローを看た。

しばらくして、チョッパーはうーん、と唸りながら告げる。

「びっくりするくらい体力を消耗してる……そういえば、ローの能力は使えば使うほど体力を消耗するって……言ってたな」

「ガス欠ってわけか」

「まぁ、あんだけ暴れりゃな」

サンジが呆れたように周囲を見回す。あたりの景色はきたときとは一変してしまった。ぐったりと地面に転がるローは「うー……」と唸っている。

「おーい、ロー大丈夫かー?」

「ぅー…………ぅ……」

ゆるゆると、億劫そうに瞼が一度開かれた。その目は既に正気を取り戻していた。だが、すぐに力尽きたように伏せられ、ただただ荒れた息をつくばかりだ。

 

 

っていうね。

トラ男さんのネガティブはあれだ、過去ネガティブ超越して壊れる域までいっちゃってるから、もうそのあたり呼び覚まされちゃったってことで……。わいの過去捏造妄想でいう、頭に銃突きつけていっそここで死のうかなって自殺しよるところが、ルフィたちがくらってる一般的なネガティブ状態なんだろうけれど、そこ通り越して全部ぶっ壊してやるって域にねwww

でもギャグのおかげで重くなり過ぎないこの感じ結構好き。

ガス欠でこの後チョッパーやルフィに運ばれるお荷物ローさん可愛い。最初は人型チョッパーの背に運ばれてたんだけれど、途中でルフィに担がれたりね。したときにね。

「うぅ……トニー屋の背がいい……」

「我侭言うなよ!」

「うぅ……あの霊体女……許さねぇ……」

「はいはい、ローはとりあえずもうおとなしくしとけって。お前そうとう消耗してるらしいから絶対安静だってよ」

「うー……」

 

って感じのね。もふもふじゃないルフィに苦情言うローとかぎゃんかわ。

それにしてもオペオペの体力消耗する設定おいしすぎてだな。

 

 

「げぇ! 幽霊女!」

「お前!! もうローにあの技はやめろよ!?」

「もう二度とそんなイカレ野郎にやるもんか!!!!! 頼まれてもやらねーわ!!!!

 

っていう、ペローナ完全にローがトラウマになってるとわろす。

 

 

 

あ、いまさらだけど麦わらinローではローさん麦わらの一味化(現状まだだけど)してるので、ルフィたちからの呼び名は「ロー」で。でも違和感あるwwwトラ男って呼ばせたくなっちゃうwでも仲間としてローがいい! でもあの特別な呼び名のトラ男もかわいいよなぁ~~~~~~ でもローなのだ! 仲間だからな!


麦わらinローさんの話二年後妄想。

なんだかんだでシャボンディまで同行して、ドレスローザ向かうローさんが新世界目指してることを知ったルフィさんが、だったら魚人島まで一緒にくればいいじゃん。みたいな話になって、結局二年後あの場所での約束まで巻き込まれたりする方向になんのかなーとか。

頂上戦争の際ローどうなるか、クマとあったときどうなるかとかはぜんぜん考えられてない。まぁめんどうなことはひとまず後回しで二年後を妄想する。

 

あ、ちなみに今回ベポ連れローさんで妄想してます。ベポにローさんのことなんて呼ばせるんだ問題がドクター呼びという神の一声で解決しました。

多分原作設定のスワロー島でペンシャチベポに出会ったんだけれど、妙に自分のことを守ろうとついてくるペンシャチにトラウマから怖くなって拒絶。ゾウに行きたいと強請るベポだけ仕方なく連れてきたって感じかな。ベポちゃんはもふもふだしかわいいしね。そしてゾウに帰るという別の目的を持った子だから、ドフラと完全に対決することになる前に離れればいいかなと。狙われることになった際何度も離れようとしたけれど、そこはベポが譲らなかったとかそんなあれで。

11年間は闘病生活と修行かなぁ? まぁグランドラインいくわけだからねぇ。ってことで。アラバスタまでどうしてたんだろうね。流れの医者、闇医者って感じで海賊治療するついでに送ってもらったりとか色々やってたんかもね。まぁ適当適当。

 

まぁなにはともあれ、2年後シャボンディに集まった際なんですが。

ベポだけゾウに送り届けてやってくれないかって、内緒でベポを置いてって、一人ドレスローザへ向かうローさんって形になるんじゃないかなぁと。

ドフラミンゴに手を出せばカイドウが出てくるわけだからなぁ。やっぱ一味のみんなもベポも巻き込めない。きっと全てわかっても麦わらの一味は何も言わず助けてくれるのだろう。全てを敵にしてでも助けてくれるのだろう。でもそれが嫌なのだと、ローさんは一人でPH、ドレスローザいく感じかなぁ。

2年前シャボンディでオークションの裏にこっそり忍び込んで、「時代はスマイルだよ」を実は聞いてて、一味四散二年間の間に色々情報集めてたとかね。

2年後の約束どおり、義理堅く一度は約束の場所に来るローさん。ベポと再開して、ガルチューもしつつ、ベポをだますような形で置いて、一人でていっちゃうの。

ベポはかなりショック受けてね。で、結局みんなでローおっかけようぜって話になったりなんかしてね。

 

PHではどうなるんだろうなー。あえてPHでローさんドフィにつれさらわれても面白いかも。

 

ドレスローザでは、トンタッタやリク王家がコラさんのこと知ってて、コラさんがドレスローザを救おうとしてたことも知ってるって話だったら色々綺麗につながって面白いかもしれん。この場合13年前時点では既にドレスローザ占領されてたりなんかしちゃって。その後色々理由あって一度ドンキホーテは北の海にきてたんだよーっていうこじつけ……無理があるかもしれんけどトンタッタとリク王家巻き込みたいねん。

過去、一人の男……コラソンに、この国の命運を託していた。だが、彼は……殺されてしまった。ってな感じとかね。もう、私たちで何とかするしかないのだ。って裏で色々やってるときに、ローがドレスローザにきて、なんとなーくローとコラソンのかかわりを勘付く何かイベントがあって、戦うべきは今、このときだ! コラソンの任せきりにしてた情けない自分たちはもう終わりだ。今、我々は共に戦うべきなのだー!って決起する感じどうですか。

で、麦わらたちはトンタッタやリク王家からコラさんのことちら聞きして、どっかでローの過去のことを麦わらたちが知っていく感じになるとうれぴーね。ギロギロの実なんかが使えそう。思考読むやつ。

ローがギロギロのお姉さん(名前忘れた)に協力要請してきて、ギロギロのお姉さんは信用するために見せろって言って、それで見せてあげるとかどーよ!

で、ローの過去を見て、コラさんがどう死んだのか知って、ギロギロのお姉さんは思わず「コラソン……っ!」って涙するの。その結果自分たちの国が救われなくなったわけだけれど、でも、そんな彼だからこそ自分たちを救おうとしてくれたのだって、コラさんの人柄をしっかりわかってくれてるギロギロお姉さんだと嬉しい。

で、一方でローさんがかなり危険な橋っていうか、最終的には自分の命で丸く治めるつもりであることも知ってしまって、「あの人のことを思うなら、あなたは生きなければならない」って言うんだけれど、ローさんから「あんたはこの国の王族の一人だろう」って。「この国を守りたくないのか」と。「何の犠牲もなしに守れると思っているのか。勝てると思っているのか。あのドフラミンゴから」と。「あんたの国を救うきっかけを潰した人間なんかに同情している場合なのか。あんたが見るべきなのは、おれなんかの余計な情報じゃなく、国民じゃねぇのか」って言ってね。

適材適所。ギロギロお姉さんはそこで口を閉じるしかない。から、麦わらの一味に託すんですよぉ!!!!あー燃える。

そんなことあって、ローが一人何をしようとしているのかわかってきて、男らしくそれをサポートする一味とかね。みれたらね。くっそたぎるよね。

ウソップあたりはローさんがずっと一人でかつての恩人のために生きてきたんだってことに感動して、臆病を押し込めて、あいつをサポートするんだってかっこよく戦ってくれると嬉しくて死ぬ。

 

 

で、なんとなーーくなんだけど、この話ではローさんにドフラさんの過去を正しく知ってほしいんだよナァ。あの、天竜人だからって理由で差別され、はりつけにされて火あぶり串刺しにされかけた、あの過去ね。

それで、どことなくやっぱりドフラさんの気持ちわかっちゃう自分とかもいて、でもやっぱりローさんはドフラさんを止めたいわけで、

決着のとき、ローさんは心中するつもりでドフラと一緒に海に落ちようとするのとか、どうかなーって。

もう、もろね、まどマギの、一人ぼっちは寂しいもんな、いいよ、一緒にいてやるよ……って感じでさ。

ドフラさんは昔のローの頃のままに、世界の全部をぶっ壊してやろうと思ってるわけで。そして今のローさんは過去、コラさんに救われたことで、世界を壊すという思いは今はそんなにないんじゃないかなと。そこまでの狂気は心の奥底にしまえてるんじゃないかなと。あるにはあるだろうけれど、コラさんみたいな人や、短い時間だったけれど珀鉛病の自分を助けてくれたペンシャチとか、ベポとか、麦わらの一味とか、いろんな人と出会って、世界も捨てたもんじゃねぇって思ってるんじゃないかなとか。

ドフラさんからしたら唯一の自分の理解者で共犯者になってくれるはずだったローさんが、そうやって変わってしまったことに恨みと憎しみ抱くわけで、で、ローさんは、そんな今も変わらずにいる過去の自分のようなドフラさんを、思わず放って置けなくなっちゃって。

 

「何のつもりだ、ロー……」

まともに自由の利かない体に抱きつき、完全に自由を奪い地獄の海へと叩き落そうとしている悪魔のようなかつての部下に、ドフラミンゴは静かに問う。

完全に自分を海に落とすためだ。だが、他にも方法はあるはずだ。何故馬鹿みたいに共に落ちていくというのか。何故、残酷なはずのこの自由を縛る抱擁が、温かみを持っているのか。

「……あんたも、言ったじゃねぇか」

 

「おれと、あんたは……よく、似ているから、……だから」

 

「わかるんだよ……」

世界中が敵になった恐怖も、それに怒りで抗うしかなかった思いも、そんな中、ただ一人で死ななければならない恐怖も。

そして、ローは知っている。ドフラミンゴが知らないものを、知っている。

そんな中、たった一人、共にいてくれるだけで、どれだけ心が救われるかも。

 

コラさんは、あの時、引鉄を引かなかった。……引きたく、なかったのだ。コラさんはドフラミンゴのことを悪魔だと罵っていたが、ただ、彼を止めたいとだけ言っていた。

その想いが、今ならなんとなくわかる気がした。だから、これが正しいと思ったのだ。

 

 

そうやって一緒に落ちていこうとするローさんを前に、ドフラさんは心のどこかが救われてほしい。それで、でも、その一方でプライドが~って感じの反抗と、おれの右腕になる未来を切り捨てて得た今を、こんな形で棒に振ってんじゃねぇよふざけんな的な感じで、ローさんを最後の力振り絞って糸で助けるの。

驚きに目を見開くローを見ながら、ドフラさんはどこか清清しく落ちていく。

コラソンによってお前が変わったんだったら。お前がその道を選んだのだったら。過去のお前と、おれが、ぶち壊したいと思った世界を、今のお前の方法で変えてみせろよ。お前はおれを倒したのだから。

って感じでね、それをちょっと楽しみにしながらね、落ちていく。

 

って感じになるとドフラさん死んじゃうわけですが!!!!

でもドフラさんほんと素晴らしい悪役なので、こういう散り方も素晴らしいんじゃないかなと私は思うわけでしてドフラ好きな人ごめんなさい(土下座)

 

ローさんとしては、この死に場所こそが、自分がこうやって生かされた理由なのだと、そう思っていた節もあったのに、それをドフィに阻止されて、またただ生き残ってしまって、結局やっぱ迷子になるわけですね。

国は救われた! 宴だー! ってなるけれど、ローさんだけはやっぱ迷子迷子で、ルフィさんたちこっそり心配したりね。

でも、そんなとき、センゴク様がいらっしゃるわけですよぉおおおおお!!!!!!!!!

 

あえてあれだなぁ。麦わらの一味にローさんの過去ryでやった話をここで結合させようかな。コラさんの音声録音トーンダイヤル持って現れたセンゴクさんとかね。

でもこのお話ではセンゴクさんと麦わらの一味の前でトーンダイヤルローさん聞いてほしい。で、みんなの前でわんわん泣けばいいよ(ゲス顔)

いやー麦わらinしてないローさんではやっぱ麦わらたちの前では聞いてくれない感あるけど、麦わらinしてたらもうみんなの前でいくらでも聞け!!!ってなるのがいいですなぁ^~~~~~!!!!!

 

「あいつは、お前がなついた理由がわからないと言っていたがな……。聞かせてくれるか? お前にとって、ロシナンテとはどういう男だった?」

って感じでね、話したりとか。

「どうしようもねぇ、ガキだったおれの、為に……怒って、くれて……おれの為に泣いてくれた、……唯一の人、だった、んだ……っ!!! おれの、心を、救ってくれたんだ……大好き、だった……!!!!」

ってね、ボロボロ泣きながら応えるローさんとかもう私は転がる。

そんなローさんの頭なでなでしながら、「そうか」って言ってね。仏顔するセンゴクさんとかほしいです。かわいい。それでここで、あの神台詞ですよ。

「どうしても奴の為に何かしたいのなら、互いに、あいつのことを忘れずにいよう……――それでいい……お前は、自由に生きればいい……」

まじこれほんっと神台詞。(あいつならきっとそう言うだろうはトーンダイヤルで実際コラさん言ってるのでカット)

で、センゴクさんの神台詞のせいで余計涙腺ボロボロなローさん。かわいい。

 

「……さて……」

 

「ロー、お前は、これからどうしたい? ……ロシナンテの忘れ形見だ。……私と、共に来るか? まだ、お前は麦わらの一味の一員として数えられていない」

スリラーバークでガス欠でぶっ倒れてたローさんはまだ情報が出てなかったり?って設定かなぁ。ってことで運よくまだ海賊扱いされてないローさんに選択肢を与えてみるセンゴクさん。

(追記:って書いたけど、後々思えば情報なかったらセンゴクさんローさんに会いにこれないじゃん。やっぱり麦わらの一味の一人として既に手配されてそう。でも今ならDRの人たちの口添えとセンゴクさんの口添えで、それはDRを守るためだったんだよってことで海軍側にくることもできるぞって話にはできるかな。)

「それとも……」

でも、なんとなく、ローがどういう答えを出すのかわかって、そっと麦わらの一味へと視線を向ける。

 

ドレスローザ一連の事件で、ローのトラウマへの解決も何かあってほしいかも。なんかルフィたちなら大丈夫かなーとか思える何か的なのがあったら、ここでルフィたちへ手を伸ばしてくれるかなと。

 

「……あぁ……自由に、生きてみようと思う……この海で一番自由になる男と、一緒にな」

 

ってことで2年も経ってようやくちゃんと仲間になるローさんキャアアアアアアアアアア!!!!!!

って感じになるとわいは大変嬉しいです。ぶひひ。

 

センゴクさんは、「そうか」ってちょっと寂しそうにしながらも、麦わらに囲まれるローの、その雰囲気を見てて、これでいいって確信してくれてるといいなー。

こっそりルフィに「死なせるなよ」って言ったりとかね。ルフィは「おっさん、ありがとな」って迷子ローさんを唯一救えたセンゴクさんに言うのとかね!!!!あー好き。

 

その後宴って話になって、その場を去ろうとするセンゴクをとっ捕まえて一緒に宴始めようとするルフィさんたち。おいおい馬鹿をいうな私を誰だと思っているんだとあわてるセンゴクさんの腕をとっ捕まえるローさん。

「おれたちに情けなくも捕まっちまったってことにすりゃいいじゃねぇか」

ってね、一緒に宴させようとするの。

「いっそ海楼石で繋いでおいてやろうか。部下への言い訳も利くだろう」

とかニヤニヤしながら言ってね。センゴクさん滝汗。容赦ないローさんかわいい。それでね、宴の際にコラさんの話聞かせろよ攻撃されるの。そうなると、しゃーねーなーって思わず宴参加しちゃうセンゴクさんとか。ほのぼのかわゆすぎか。無理ある話かもしれないけれど萌えの前に全てはひれ伏せ!

(追記:あと、ここで実はセンゴクさんからドフィ生きてるよって話があるのも素敵かも。海軍側で海から拾っておいたよって。ちょっとそれで安心しちゃうローさんとかね。萌えるね。この場合ドフィさん後々色々ローの助けになってくれそうだね。くっそ萌えるね。カイドウから守ってくれたりするかもね。脱獄はやすぎるかね!)

 

あとトンタッタが立てる銅像にローさんも入ってくれるといいね。ローさんは嫌だって言うんだけどね。むしろおれのせいでこの国は13年間も~とか色々思うところもあるわけで、立てるならコラさんにしてくれよって。で、コラさんの銅像ももちろんちゃんと用意されてたりね。でもローさんも必要です!って言われたりとかね。

そんな感じの後日談。

 

そしてどうなるかさっぱりわからないカイドウ戦へ~~~~~~。

 

ってことでとりあえず思いついた妄想吐き出しました。また何か思いついたら書きまっす。やっぱりこっちのネタにし~よぴゃ~~~~とか出てくるかもしれんしね!!!!

Comment