ローさんネタメモ帳7

OP妄想書き殴り
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やっと、やっとOPの小説一個上げれた(涙)5000文字くらいの小話だけれど、やっぱちゃんとしたコンテンツがあるのは大きいですよネェ!!???

この調子でちまちま充実させていきたいですね。

はて、麦わらinローさんの妄想やその他妄想が少しあるので久々に妄想ネタメモ置いていきます。

麦わらの一味inローさん ウォーターセブン編一部

というか、ただの妄想設定膨らましておくあれっていうか。

ドフィがローを探していることを、海軍側も勘付いていると思うんだよねぇ。ドフィさんベラミーに情報与えるくらいだし。そこから、海軍トップシークレット情報だったミニオン島での取引を知っている極一部の海軍はローがオペオペの実を所持しているからドフィに狙われているのではって思っているって設定。(当時海軍が保護した子供をドフィが気にかけていたことから、子供がオペオペの実を持っていると想定しているとか)

だから、保護という名目でオペオペ目的にこっそり海軍はローを捕らえようとしているんだけれど、センゴク近辺のガチ保護しようとしてる勢と、不老目的勢に分かれてるとか。

で、ガープさんはセンゴクから話し聞いてるとか。

ってことで、ウォーターセブンでガープ着たときに、ガープさんがローさんに気づいて、めっちゃ連れていこうとして、ルフィたちが必死に逃げるって話とかあると面白いねって思いました。

もちろんガープさんは連れて行くの失敗しちゃうわけですが。センゴク、すまん。とかいいながらね。ローさんとしては、もうそりゃあ、ちょっとやっべぇってなって早く麦わらたちから離れないとってなるかなぁ。でもスリラーバークはどうしようもないね。もうちょっと巻き込まれてね(ゲス顔)

これきっかけにローに生け捕りオンリーの指名手配いれようかなと一瞬思ったけれど、知ったのがガープだけならノーだな。麦わらの一味として指名手配入れる=ドフィに知られるってなるから、センゴクとしてはドフィに知らせないようにってなるはず。うん。こうやって裏でこっそりローを守ろうとするセンゴク。は~~~~萌える。

ガープとしては、わしの孫と一緒なんだから、そう悪いようにはならんじゃろう。それにどうも海賊の仲間としているわけではなさそうだったぞ。とかね。まぁ軽く雰囲気伝えながらね。

センゴクとしては、なぜわざわざ偉大なる航路に……何をしようとしているんだ……って心配で胃痛マッハになってそう。かわいそかわいそ。

 

立場的にCP9もローの情報知っててもおかしくなさそうなんだけれどね。ロビンちゃんの件あるのにローさんもってなったら話ややこしくなりそうで困る。

同じように、青雉さんもセンゴクと仲良さそうだからローさんのこと知ってそうだけれど青雉の登場タイミングでローのこと気にされるとこれまた話がややこしくだな……ウゴゴ

CP9はこっそりローのことに気づくけれど、今は任務を優先ってことでセンゴクと相反する海軍勢力にローが麦わらの一味とともにいる情報だけ流したとか。で裏の人たちもドフィに知られないようにするためあえて手配書ださないっていう奇しくもセンゴクと同じ形になったとか? このセンゴクと相反するロー狙い海軍側はドフィが元天竜人であることも知ってそうだし、余計とドフィに不老を与えるわけにはって躍起になってそう。

 

 


ローさんに過去語らせたい病何回目やスモロVer

病気が治りません(真顔)ので、書きます。珍しくガッツリBLで。

なんかこう、ローさんが自ら半生を誰かに淡々と告白するところが見たいなーって妄想してたんだけれど、中々そういうことしないジャン!? でも、ワンチャンあるとしたら、恋人スモロで、ベッドの中スモさんの腕の中という最強の包容力の中で、ぽつぽつと語るとかいいんじゃねぇかな、すっげぇ萌えるよな、うん、妄想だけで萌えたわ。ってなったのでメモする。

そうなるに至るまでは、まぁ何かしらきっかけはあったって予定で。なんか敵に過去のトラウマほじくり返される能力使われて超絶取り乱してしまったとかそんな感じの燃えると思います。で、そんなローさんをベッドの中でよしよししながら抱いてくれる体格差萌えですなぁああああ!?

そっと、静かな声で、「聞いてもいいか」って、ローさんの頭をなでながらさぁ、聞いてくるスモやんまじイケメン。お前を守る為には、聞いていなければならないと思ったって感じでサァ!!!

ってことで、そんなベッドの中でローさんが語り始めるところから妄想開始します。ほぼ全部会話文。

 

 

「面白くもなんともねぇぞ、聞きたいのか?」

「聞きたい。でも、お前が言いたくないのなら、無理には聞かない」

「……別に、なんてことねぇよ。全部、終わったことだ」

目を閉じ、そう静かに告げるロー。その声は淡々としていた。だが、その奥底に深い傷があることは、先の出来事で知れている。それでも、こうして淡々と言える程に、彼は自分の過去と向き合い乗り越えてきたのだろう。強い男だと、そう思った。

開かれた金色の瞳が、スモーカーを見つめる。

「フレバンスという国を知っているか?」

「いや、知らない。北の海にあるのか?」

「……北の海にあった」

過去形に直されたことで大方を察した。

「……そこで育ったのか?」

「あぁ。裕福な国だった。おれの家は病院で、父は医者、母は看護師だった」

「なるほどな」

彼が医者である理由と、ふと感じさせる育ちの良さ、その答えを知り腑に落ちる。一方で今のローの姿からは中々想像つかない家庭の話を、不思議な面持ちで聞いた。

「妹もいた。ラミっていうんだ。五歳年下だった。おれなんかを慕って、よく一緒に遊ぼうとせがまれた。可愛い妹だった」

「……そうか」

当たり前のことではあるが、その全てが過去形となっているのが、なんとも寂しく感じた。

「教会があって、国の子供はみんな通ってた。ガキの頃のおれはカミサマを信じて祈ってたんだぜ?」

ふふ、とローは笑う。自嘲するような言い方だったが、悪い思い出ではないのか、その笑みはどこかやさしげだった。

「教会に通って、時々妹と遊んで、あとはずっと父様から医学を教わってた。父は国一の医者だったんだ。憧れてた。……そんな、戦いとは無縁の、平和ボケした、裕福な国だった」

「……」

あまりにも自然と、父様と呼ぶ姿を感慨深く見る。

「今から、十七年前。珀鉛病という病が見つかった。病院に次々患者が担ぎ込まれてきた。父は必死に研究していた。だが、治療法が見つからなかった。……やがて、フレバンスの国民ほぼ全員が発症した。もちろん、おれも、おれの家族も、みんなだ。たった半年のことだった」

「……感染病、なのか」

「…………」

問えば、ローは一度目をそらして沈黙した。だが、その視線はすぐ戻ってきた。

「国中の人間が一斉に発症したから、そう思われるのは、当然、だった」

「……違うのか」

「珀鉛病は感染しねぇ。ただ、フレバンスの地層から取れる珀鉛という鉱石が病の元……毒だった。フレバンスはその珀鉛産業で栄えている国だった。百年間、ずっとそうやって生きてきた」

「百年……その間は、問題なかったのか? なのに、何故」

「珀鉛の毒は……遺伝する。そして、世代を超えるごとに発症までの時間が短くなる」

「……なるほど」

「そして、奇しくも同じ世代に、一斉に……発症したんだ」

 

「その特性を、父は寝る間を惜しんだ研究の結果見つけた。周囲の国が伝染を怯える中、電伝虫で誰かに、必死に伝えていたのを覚えている」

 

「……だが、誰も、信じなかったか、珀鉛病への恐れが勝ったんだろうな」

 

「フレバンスは大きな島の真ん中に位置し、その周囲は違う国に囲まれていた。周辺国は珀鉛病患者が国外へ逃げないように国境に鉄柵を作り、監視の兵を置いた。脱獄した珀鉛病患者はすぐに撃ち殺されたと聞いている」

「……」

「いろんなもんを輸入に頼ってたからな、それも全部途切れて、研究どころか大量に抱え込んだ患者の治療も満足にできない状況だった」

「……そりゃ、つれぇな……」

「無念だったろうさ」

職業柄、物資が無い苦しみというのは理解している。何度か、経験があるのだ。助けられるはずの者を前に、成す術がない悔しさは、言葉にし難い。

「やがて、フレバンス国民は武器を手に取った。国から抜け出すために。そして、それを阻止しようとする周辺国と、戦争となった」

「……」

「教会ではシスターたちが武器を手にしてはいけないと、人を殺してはいけないと教えていた。どうか冷静に、落ち着いて動きなさいって、そういい聞かされていた。神は見捨てないから、きっとどこかに希望はあるからと、そうシスターはずっと言っていた。そう言って、子供たちを励ましていた」

 

「本格的に攻め込まれる前、シスターに一緒に逃げようと言われた。子供たちだけでも助けてくれる優しい兵士が現れたって話だ。でも、そのときラミが病気でもう動けなくなっていたから、おれは残ることにした」

 

「病院でラミを見ていたら、階下から、父の怒鳴り声が聞こえた。話を聞いてくれと、そう言っていたと思う。……でも、すぐ銃声がした」

「……」

「だから、ラミをクローゼットに隠して、見に行ったんだ」

 

「母と折り重なって、銃で撃たれて死んでた」

 

「ガキだったからな、思わず、泣き叫んじまって、それで見つかって、銃を向けられた。死に物狂いで窓から逃げ出したら、外には至る所に死体があって、見慣れたフレバンスの景色が一変してた」

 

「我武者羅に逃げて、橋の下に隠れて夜を待った。やがてうろつく兵士が見当たらなくなって、町を歩き回った」

 

「みんな死んじまってた。優しい兵士さんとやらに連れていかれたはずのシスターと教会に一緒に通ってたやつらも、近くでみんな死んでた。銃で殺されてた。……少なくとも、兵士の死体は傍になかったよ」

ローは薄笑いを浮かべてそう言った。その暗い笑みから、シスター達が兵士に騙されたのだろうと確信していることが伺える。恐らく、大方、ローの想像通りだろう。

「……病院に戻ったら、病院は燃やされてた。……ラミは、動けなかったから……そこで、死んだだろう」

「……」

今まで淡々と話していたローが、ここにきて初めて僅かながら苦渋の表情を見せた。

大勢の、動けない患者が居ただろう病院。それを、丸々焼くとは。生きながら、焼かれるとは。ローは妹をクローゼットの中に隠してきたのだ。恐らく、絶対帰ってくるから、それまでおとなしくここで我慢していてくれと、おれが開けるまで自ら開けてはいけないと、そう言い聞かせて。大事に隠した。それが結果的に、妹を死なせることになってしまったのだ。

そっとローの頬を撫でる。ローは体温を求めるように、少し擦り寄った。ふぅ、と息を吐いて、また淡々と語り始める。

「燃える病院の前で動けずにいたら、生き残った人に出会って、フレバンスの王族が住んでいた城につれていかれた。王族は、政府の手を借りてとっくの昔に逃げ出していたらしい。そこに、数十人程度が集まってた。子供はおれ以外いなかった。教会の子供たちと一緒に死んだあのシスターとは別の、あんまり面識のないシスターが一人いた。あとは男ばっかりだったな」

 

「残った人たちは武器をかき集めてて、おれにも武器を渡された。シスターはそれを咎めてた。子供に武器を持たせるなって。まぁ、シスターだからな、未だに、争いは何も生まないって、そう言いたかったんだろう。でも、もうそんなこと言ってられる状況なんかじゃなかった。結局、シスターは武器をもたなかったが、おれは小さな拳銃をひとつ持った」

 

「城を物色してた大人が、数枚の書類を見つけ出した。父が書いた珀鉛病に関する論文も出てきた。そして、百年前に政府が行った、フレバンス地質調査結果も、見つかった」

「……?」

百年前の、地質調査結果。思わず思考が停止する。あまりの現実に、脳が理解をやめてしまった。呆けた顔を晒すおれに、ローはあくまで淡々と語り続ける。

「珀鉛に有毒性があることを、百年前から政府も、フレバンスの王族も、知っていたんだ」

「な……っ!?」

「珀鉛病が感染しないことも、何もかも全て、政府は元から知っていた。知っていて、全てを隠蔽したんだ」

目が眩んだ。

「何で……」

そう口に出さずにはいられなかった。

ローは嗤う。

「珀鉛産業には政府も関わってたからな。……金が欲しかったんじゃねぇの」

「……」

もう言葉が出なかった。たった、たったそれだけの為に、ひとつの国が滅んだのか。大勢の人間が、何の罪もない人々が、無残にも人の手によって殺されていったのか。

「その夜、城に、政府の人間が現れた。証拠の隠滅にきたんだ。防護服すら着てなかった。悟ったよ。誰も父の話を聞かなかったのも、周辺国が過剰な殲滅作戦に乗り出したのも、全てを隠蔽したい政府の裏工作によるものだったんだろうってな」

背筋に悪寒が走る。自分の所属する組織が清廉潔白でないことくらいわかっている。だが、だが、あまりにもこれは……。

「おれたちは散り散りになって逃げ出した。おれは、シスターと一緒に町を走っていた。でも、すぐ追いつかれそうになった。そのとき、シスターは……おれが持ってた銃を奪って、そいつらに引き金を引いた」

「……」

「でも、あたらなかった。そして、次の瞬間には、シスターの額から血が出てた」

 

「そんで、そこでおれも捕まった」

 

「城で見つけた父様の論文はおれが持ってたから、それを奪われた。踏まれて、燃やされた」

「……」

「それがどうしても許せなくて、おれはその兵士の足に噛み付いてやった。それで怒りをかってな。まぁ、大規模な殲滅戦だった、あっちも、気が立ってたんだろう。ろくに抵抗できないガキ相手だ。ストレス解消にいいおもちゃだったんだろうぜ」

ローは何も言葉を発せなくなっているおれを見上げて、自嘲する。

「それが、おれの処女喪失記念日ってやつ」

「……っ!!!!」

ぎぎぎ、と食いしばった歯から音が漏れた。目の前が少し歪む。怒りと悔しさでどうにかなってしまいそうだった。今すぐその海兵を殺したい。だが、ローは落ち着いた目でおれじっと見ながら、おれの頬に手を当て宥める。

「……そんな顔すんなよ、スモーカー。ちゃんとそいつはおれがこの手で殺してやったから」

にやり、といつもの笑みを少し浮かべてローは言った。おれは荒くなった息を整える合間に問う。

「……いつ?」

「その日のうちに」

 

「ナイフを首元に突きつけられてフェラさせられたんだが、そいつがイッて馬鹿みてぇに呆けてるときにな。まぁ事故みてぇなもんだが、苦しくて、もがいた手が、あいつが持ってたナイフを握る形になって、で、あいつのきたねぇモノに切り傷つけたんだ。情けねぇ声を上げて、次には逆上して襲い掛かってきた。ナイフは、おれがもってた。がむしゃらに振り回したそれが、偶然、男の頚動脈を切り裂いていた。血の泡を吹きながら、それで死んだよ。最高になさけねぇ死に様だったな。今なら笑えてしかたねぇ。ふふ、スモーカー。セックスの最中ってのは気をつけた方がいいぜ?」

くすくすと、ローは嗤う。海賊、トラファルガー・ローが敵を煽る際に見せる顔で。

「……」

暫く、その暗い笑みを眺めていた。ローは、敵以外にはこんな顔は滅多にしない。少し意地悪な顔はするが、基本的には、なんとも大人しい男なのだ。だから、その笑みが、もはや虚勢にしか見えなかった。

「怖かったか」

問えば、すっとローの表情から笑みが引いた。

「あ?」

無表情で、意味がわからないといった顔で、こちらを見るローの頬を、両手で包む。

「それが、初めてだったんだろう。……人を、殺したの」

「……」

虚勢を張るな、本心を見せろ。おれにだけ、見せろ。見せていいんだ。

きっと、当時のローは、その時の本心を見せている暇も、見せられる相手もいなかったのだ。こうやって虚勢を張って嘲笑うことで、自身を奮い立たせてきたのだ。でも、ここではもう、必要ない。

おれの思いは伝わったのか、おれの大きな手の中にすっぽりと納まる小さな顔は、見たことのない不思議な表情へ変わった。無表情から、少し唖然とした顔に、そしてやがて僅かな怯えが見え隠れし始めた。

「あんま、よく覚えてねぇけど……そうだな……怖かった、んだろうな。罪悪感みてぇのが、あった」

「……あぁ」

「だから、混乱、してたから。……足元に、シスターが使った銃があったから、もう、その場にいるのが嫌だったから、それを、自分の頭に突きつけて、引き金を引こうと思った」

思わず息が荒くなる。あの時、敵の妙な能力でローが過去の記憶に飲まれたとき、その場に落ちていた銃を自分の眉間に突きつけた。あれが、そうだったのか。

「そのとき、いろんなことが頭を過ぎった。シスターからの教えとか、頭の中でぐるぐる回って……死んだみんなのこと、目の前で死んだ男のこと、それを、みて、思ったんだ」

僅かな怯えを見せていたローの瞳は、また暗くなり、それに伴い冷静さを取り戻していく。

「これで、いいんじゃねぇかって」

移り変わる金の目を、じっと見つめた。

「それまでは、人を殺すとか、そういうの、考えたことなかった。でも、これでいいんだと思った。死ぬべきなのは、こいつらの方だって、こいつらが死ねばいいんだって、だから、どうせ病気で死ぬし、それまでに、一人でも多く、何でもいいから、壊して、殺してやろうと思った」

おれは何も言えなかった。ここに、正義なんてものは存在しなかった。

ただ、そうやって思考を変えることで、ローは自責の念と恐怖から逃れ、生き延びることができたのだろう。……そうでもしなければ、生きていられなかったのだろう。

「それから、死体の山に紛れて、国境を越えることで、フレバンスから脱出した。……そして、偶然、ドンキホーテファミリーに出くわして、ファミリーに入った。ドフラミンゴは、珀鉛病が感染しないことを知っていた。幸運だった。それから……海賊になって、死ぬまでに、壊して、壊して、壊しまくろうって、思ってた」

ローは目を閉じ、息を吐きながら言う。

「まぁ、そんな感じだ」

口元に笑みを浮かべ、ローは過去を語り終えた。

 

「……政府が、憎いか」

この男が海賊でなければな、と思ったことは何度かある。でも、それはきっと無理なのだろうと、話を聞いて思った。海賊になったのは恩師であるロシナンテさんの為だと聞いていたが、今の話を聞くに、おそらくそれだけではないと思う。ロシナンテさんの為にその世界政府の狗と称される七武海になることはあれど、その魂は決して政府に寄ることはないのだ。その憎しみは、決して消えやしないだろう。そんな当たり前のことを愚直に聞いた自分を恥じる。でも、思わず口に出てしまったのは、己がそこに所属し、尚且つ、ローを手放せないからだ。

ローはゆっくり目を開けて、長い沈黙の後、口を開く。

「……そりゃ、な。でも、でもな、スモーカー。おれは救われたんだ。コラさんに」

その瞳から、先までの闇がすっと引いた。

「政府は憎い。でも、おれはもう、憎しみ以外にもいろんなものを持ってるから」

 

「憎しみだけに囚われる必要は、もうねぇから。……コラさんが、そうやって、おれを自由にしてくれたから」

 

「だから、おれはもう、あの頃には、戻りたくねぇんだ」

あぁ……あぁ、まったく、……まったく……。

本当に、ローの心の中に一体どれだけ太く根付いてるんですか、ロシナンテさん。

決して覆せないだろう深い憎しみを前に、こちとら戦慄していたというのに。それを打ち払うだけのことを、あの人はやってのけたのか。ほんと、適わないな、と悔しさ交じりに思う。嫉妬も少しある。だが、それ以上に、

「……そうか。わかった」

その想いを、守らなければと思った。

「おれが、そうさせねぇよ」

 

「もう二度と、お前がその頃に戻らないようにする」

二度と、ローが過去の憎しみを思い出さなくていいよう、おれは政府側の人間として、一切の努力の出し惜しみなどしない。もう二度と、ローが全てを破壊しなくてもよいように、その前におれが、腐った世界を変えてやる。

 

 

 

みたいな。ね。

妄想しました。楽しかったです。スモロ素敵ぃ。

あ、いまさらだけどスモやんはロシさんが過去先輩で、ローさんからコラさんが恩師だったってことは既に聞いていたっていう設定です。

スモロまじもの○け姫。 スモーカーは好きだ。でも政府は許せない。 それでいい。共に生きよう。 って感じで。スモーカーは内側から、ローさんはスモーカーの立場からは手の届かないところから、世界の闇を壊していけばいいよ尊い。

 


ダイブパロ

D2見たいに九階層分全部妄想とかできる気がしないから深層だけ一部妄想して遊ぶでおじゃる。あぁああローさんのダイブパロ見たいよぉおおお。誰か書いてぇえええ;;;;;;

 

ダイブ知らない人への説明!

ダイブとは! アルト○リコシリーズというとあるギャルゲーに出てくるシステムで!ヒロインの精神世界に主人公が入ることである!勝手ながらその主人公のことをダイバーと呼ぶぞ! そしてそして!その精神世界のことはコスモスフィアと呼ばれる!呼び名覚えるのめんどくさかったらまぁ精神世界でいいよ! 精神世界は九階層に分かれており!深い階層に行くほど、そのヒロインの強い思いやトラウマなんかがどろどろと世界として形成されているのである! 主人公はそんなヒロインの心にダイブし、ヒロインが抱える心の問題を解決してあげたり、寄り添ってあげることで! 絆を深め!さらに強くなっていくって!システムです! ようはカウンセリングみたいなもんだと思ってもらえれば!!!! 心の傷とか強い思いとか、まんま思っていることが世界になってる感が! 最高に面白いシステムですので! 是非とも! 誰か! パロ! しませんか!!!!!

 

ってことで秘め事多いキャラが好きな私はローさんの精神世界に入りたい。攻めちゃんにローさんの秘め事を知ってもらいたい。知ってもらって寄り添ってあげてほしい。それだけで満たされる。私が。

ダイバーさんは誰でもいいと思う。スモやんでもルフィさんでもペンちゃんでもイイ。サンジさんもいいしロビンちゃんもいいよなぁ~~~~~。

 

で、心の護は絶対コラさんです。これは絶対間違いない。

(心の護とはヒロインの精神世界の案内役&護り人で、ヒロインの心の支えになった大切なモノが心の護になる傾向。1ヒロインでは姉代わりの人からもらったぬいぐるみ、想い人と離れ離れになる際もらったオカリナ。とかね。人そのものが心の護になることもあるらしいしね。ローさんはコラさんだろ(確信)

 

元ネタ1ではヒロインの矛盾した心が鬩ぎあって色々あった結果、それを何とかしようと身を挺した心の護が一度消滅しちゃうイベントとかあって、ヒロインがそのことにショック受けて自分の精神世界壊そうとするイベントとかあったわけね。

ローさんも心の護であるコラさん消滅したおりには間違いなく精神世界ぶっ壊れるんだろうなって思ったら脳汁が止まりません。それだけコラさんへの想いは強いんだよっていうアレがほんまね。尊すぎるね。

「コラさんのいないこんな世界なんて、何の意味もない!」

って普通に自分の精神世界ぶっ壊しそう(´;ω;)ブワッ

 

あとね、やっぱフレバンス関連の深層はほしいよね!

深層の方でね、精神世界に住む住人達がこぞってローを探して殺そうとしているの。

「お前、トラファルガー・ローを見なかったか!」

ってダイバーさんに詰め寄ってね。基本コスモスフィアってその精神世界の当人との交流から始まるからダイバーもローを探してるわけで、おれも探してるんだって話てるうちに

「くそ、まだホワイトモンスターが生きていたとは……!」

って不穏な話が出てくるわけですよ!

「ホワイトモンスター……? なんだ? それ」

「は? お前知らないのか? トラファルガー・ローのことだよ」

 

「あれはモンスターだ、殺さないといけないんだ。そうじゃないと、おれたちが殺されちまう!」

「はぁ!? 何言ってるんだ……っ!」

「お前こそ何を言っている……あいつを庇ってどうするつもりだ! あいつ一人のために、この世界中の人間を殺すつもりか!?」

 

「くそ、わけがわからねぇ……とりあえず、あいつらより先に見つけねぇと……!」

 

で、ようやくダイバーさんがローを見つけるわけだけれど、

 

「何しているんだ?」

「爆弾作ってんだ」

「……は?」

 

「なぁ、手伝ってくれよ。火種がいるんだ。どうしても、火がみつからねぇ」

「爆弾なんて、何に使うんだよ」

「そんなの、当たり前だろ」

 

「あの町を、ぶっ壊してやるんだ」

 

と、この階層のローさんぶっ飛んじゃってるわけでして。何だってこんなことになってるんだと四苦八苦するダイバーさん。

 

「ふふ、おれはモンスターだからな。何もかも、全部ぶち壊すんだ。町も、人も、目に付くもの、全部ぶっ壊してやるんだ」

 

っていう、コラさんと出会う前の破壊願望ローさんが精神世界に潜んでたりする話が読みたいです安西先生。

ローさんの破壊願望って、あの過酷な過去の後に生きる気力をひねり出すためのものだったと思うんですよね。ってことで、精神世界の破壊願望を抑えようとするダイバーに対し、あの破壊願望を消してはならない。あれを消せばローは死ぬぞって警告するドフラ様とかが深層世界に住み着いてたりするといいなぁと思ったでござるの巻。

 

でも、そんな人格が存在しなくても、おれがローを守ってやる!って破壊願望を消滅させる方を選択肢、結果精神がかなり危うくなるローさんを必死に抱きしめてよしよししてあげるパロ元3おふぃんふぃんダイブパロとか見たいです……みたいです……。

悪役ぶって全部ぶち壊そうとしてるモンスターが、本当は迫害に怯え傷ついたただの孤独な子供だって気づいたときの衝撃。ハーーーー好き。

 

「殺さないで。もう、殺さないで」

「珀鉛病は、感染しねぇ、感染しねぇんだよ!!!」

って泣き叫ぶローさんを必死にぎゅって抱きしめて、大丈夫、おれが守るよって言い続けてあげてほしい。ハーーーーーー!!!!!!!

 

 

 

 

ってことで本日も妄想大変楽しゅうございました。

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