3書いたときは、なんかふんわりと全部省いたというか、色々と2と重複してるような感じがしたからもう書くのいっかなーって思ってだいぶはしょった部分があるんですけど、あの、ロー君が移動してからお薬で寝て、その後鬼哭が来てから夢うつつに泣いてるところですね。
後になってハートが夢見るのプロットというか、メモ書きしてる部分を半年ぶりくらいに読み直したら、結構そこの部分細かく設定してあって、アーそういう風に妄想してたんだっけか~~~~って久々に見たらなんかちょっと書いてないのもったいなく感じたというか、絶対あそこ伝わりづらかったよな~~~って思ってちょっとここにメモ書きがてら書いておく。
気が向いたら3話もうちょっとわかりやすくなるように修正いれようかなぁ。どうしよっかなー。
ぎゅう、と手を握られる。
「もうちょっとの辛抱だ。大丈夫、きっと治るからな」
必死に、そう告げられる。
かつて、ローも同じような言葉をかけたことがあった。今、自分が感じる耐え難い痛みが、幼い妹に襲い掛かっていたと思うと、病のせいじゃない痛みを感じる。
やんわりと、痛みが虚ろになっていく。鎮静剤の効果だろう。
おれは、この病では死なない。絶対、死なない。
そう、ローは決意している。どれだけ痛みを伴おうと、苦しむことになろうと、同じだけ苦しみ、血塗れになってまでこの病を治す術を手に入れた恩人のために。決してこの病でだけは死んではならない。
だが、その決意は、心臓を掴んで後ろに引っ張られるような、胸の苦しみを与える。
おれは、この病を治療して生きるだろう。いろんな人に助けられて。
そのありがたみを感じると同時に、それを上回る悔しさがあった。
自分が享受しているものが、どうして故郷のみんなには与えられなかったのか。
感傷でしかないことはわかっている。けれど、せめて、せめて、あの幼い妹にだけは、与えられて欲しかった。
―― 父様は国一番の医者だ! きっと、治してくれる。絶対、治るからな
自分の口から出た言葉は、ただただ虚しい。
……ラミ、……ラミ。
一人クローゼットの中に残され、病に苦しむ妹は、最期の時をどう迎えたのだろう。
怖かっただろう。苦しかっただろう。
迎えに、行きたかった。
……ラミ。
声を、聴きたい。
ローは、名を呼ぶ。ラミの名を。
燃え盛る病院の前で、喉をからして泣き叫んだ時のように。それ以外の言葉を忘れたかのように、ラミ、ラミ、と名を呼ぶ。
一言だけでもいい。伝えたい言葉がある。どんな恨み言でもいい。声を聞かせてほしい。話がしたいのだ。
けれど、それは叶わない。ローはこの病を克服するからだ。だから、決して届かない声を、ただ上げ続けることしかできない。燃え盛る病院の前と、同じに。
ラミ……ラミ……。
やがて、「お兄様」と哭き声が返る。
割と現状の3話でも、妄想力があれば読み取れそうというか、伝わりそうではあるんですが、私、結構こういうのははっきりと書いてあるお話が好きというか、はっきり書いてあるのを読んで尚、感情移入していくのが好きなので、ちゃんと書きゃよかったなとちょっとの後悔。そして公開。(突然のラップ)
だってこの部分くそほど雑だったもんねwwwwww自分でもちょっと自覚してるwwwくそほど雑だったのwwww
体が、痛い。
ぎゅっと、手を握られる。
真っ白なシーツが見える。
―― 体が、痛いよ
体が、痛い。
―― お兄様
……。
―― 父様は国一番の医者だ。きっと、治してくれる
真っ白な、シーツの上。ぎゅっと、握られた手――――
いや、雑っすわーーーー。ここ普通に書いたらよかったなーーーって。ただ、ローの心理描写部分って2話でもかなり入れたし1話でも入れたしで、また入れるんか~~~~~~~~ってちょっと食べすぎておなかいっぱい感は実際あったのよね。だからめんどくさくなってこんなに雑に省いたんだけど、うーーーーん。まぁあれだね。バランスって難しいね!!!!!!!!!! 気が向いたらこっそりしゅっと書き直しているかもしれない!!!!!
でも実際書き直すとなると、これどこのタイミングでどう書き込むのか、すごい悩ましいんですよね。あんまり前もってラミの名前を呼ばせてると、なんとなく、こう、ラミとナミの名前を聞き間違えた描写のドッキリ感が減るというか、ラミの名前はあそこでぱっと出てほしいから、それ以前に書きたくないような気がせんでもないし。うーーーーーーーん。うーーーーーーーーーーーーん。
やっぱり今のままにしよっか……な? うーーーーーーーーーーーーーん。 お話書くのってむつかしいね!!!!!!!
なんとなくこれで、ゾロが鬼哭をわざわざ持ってきた理由だとか、ナミ様がローに与えたものが、夢うつつのローにとってどれだけ大きいものだったのか、なんとな~~~く感じて頂けると、僕ちんは大変にっこりになるのですが、伝わるかしら(・3・)
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