土は土にと丸被りというか元構想の妄想書き殴り発掘したから晒す!

OP妄想書き殴り
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「くそほど闇が深いローくんの遺体への感性についての話ですね」

ってタイトルつけて2021年の1月13日に下書きで丸投げしてたやつ発掘したでござる。完全に「土は土に」であった。

結構表にあげてない妄想書きなぐりの下書きが色々転がってたりするんですよね。同じ方向性の違うパターンをいくつも妄想しちゃうのは割かしある話で。

意気揚々と語ってる過去の自分に わかるわ~~~ ってなって面白かったからせっかくなので上げておこうと思います。土は土にという形ですでに作品化もできてるし。

 

 


 

疲れると闇が深まる悪癖があるんっすけど、いいっすかね~~~

 

ローってやっぱりフレバンスの悲劇の時に自分の価値観だとか色んなものが全部粉々に打ち砕かれたと思うんですよね。

その筆頭が、死者への扱いというか、なんというか。

当然、彼が今まで生きてきた道徳がきちんとしてる世界では、死者の亡骸には縁あるものが泣きすがり、丁重に葬られ、尊厳が保たれていたわけで。

葬式があり、棺桶にきれいに入れられて、墓を建てられ、それに向けて祈りが捧げられる。そういう世界だったはず。

 

でも、フレバンスの悲劇の時にローが見たのは、撃ち殺され、そのまま打ち捨てられた死体。建物と一緒に焼かれた死体。そしてそれらを一つの滑車に山のようにおざなりに積まれた姿なわけで。その死体の山に次の死体を投げ込み積まれていく姿なわけで。

 

あまりの死の多さと、その尊厳の無さに、それをこれまでの価値観のまま受け入れることって無理なんじゃないかなって思うんですよね。

どこかスレるというか、逃げ道を残した考えに移行しないと受け止めきれないと思うんですよ。

つまりは、死体に尊厳なんてもたせても意味がない。そこに魂はありはしない。そんなことはもう無意味なことであるっていう考え方に逃げるわけですよ。

実際、彼は多くの死体を揺さぶり生を確かめたり縋ったりしたでしょうし、それに意味がなかったことは身に染みてわかっているでしょうし。

そういう痛ましさから、普通の人の感性であれば許される、遺体がおざなりに扱われることへの感性がちょっと無理に凍り付かされてたりしてると悲しくてもえr(r

 

つまり何が言いたいかっていうとこういう妄想をしているわけです。

実はフレバンス住民の遺体が埋葬されずに闇取引で人体収集家に買収されてました。それが闇オークションで売り払われているところにたまたま居合わせることになったロー君のお話っていうのが読みたいわけですねぇ。はい。(今宵も闇が深くていいですね)

ロー君は当然怒り心頭なんですが、ローが暴れ始めたのを見てその遺体の縁者と見抜かれて、「武器を捨てなければこの遺体を切り刻むぞ」って脅されるのが見たいんだなぁ。

でも、そんなクズ野郎に対して、瞳孔ガン開きのまま一切の躊躇なしに敵を変わらず攻撃するロー君が見たいんですよ。で、敵が驚いて「貴様、これを取り戻したいからじゃないのか!?」って。なんでためらいもなく攻撃できんだよ!ってなる敵に対して、「そんなものになんの意味がある」って冷たく言い放ってほしいんだなぁ。

「それはただの死体だ。それに何の意味がある」

「それはもう、切り刻もうが砕こうが、痛むことはない。冷たいだけだ。臭いだけだ。それはもう、人じゃねェ。そんなものに何の意味が?」

「それは、生きてるものにやってこそ意味があるだろう?」

「ただおれは、お前らを殺しに来ただけだ」

って。遺体の回収? 違うよ。おれはただお前らが腹立つから殺しに来たんだよって。ガン切れかましてるろーーーたんがみたいです。(ちゅうにびょう)

ただこのお話の肝は、ローの怒りの根源が何なのかって話であり。その怒りの根源を、ローは思考の逃げによりいまいち正しく理解していないわけですね。

本来であれば、自分の身内ともいえる故郷の人々の遺体を弄ばれたら誰だってぶちギレるって話なんですが、ロー君はそこの感覚が過去の経験によって麻痺して痛覚として認識できないわけですよ。(そういう設定)ただ、そういうことするゲス野郎どもに嫌悪感があるからこいつら殺すっていう、ちょっといまいち曖昧な状態になるんですね。この部分。

で、そこを、ルフィぱいせんあたりの手によって明確にして、人の心に戻してあげる瞬間みたいなのが見たいんだなぁ。凍り付かされた遠い昔の、人の死を純粋に悼むことができる心。その氷を、じんわりと溶かしてあげる瞬間というか。そういうのが見たい。

 

怒りのままにゲスモブたちをぶち殺そうとするろーくんなわけだけど、その終わりのない、途方のない怒り、憎しみに焼かれ続けるのってやっぱりしんどいことで。ロー君が傷つきながら相手を傷つけていく様みてたら、やっぱルフィパイセンなら そのままにしてちゃだめって、感性で止めてくれそうじゃないですか。

ちなみに止め方は、単純にロー君を止めるんじゃなくて、ロー君がそいつを殺す前にルフィぱいせんがそいつを全力でぶん殴るって止め方しかないです。

でもロー君からしたら、それおれの獲物。邪魔すんな。ってなるわけで。でもルフィぱいせんはそんなロー君をまっすぐ見て。お前のやりたいことはこれじゃないだろって。

フレバンス国民の遺体のほうへ指さすんですよね。こっちだろって。でもロー君は、それを意味のないものとして無理やり曲解認識することで心を守ってきてるわけなので、そんなこと言われてもそれ意味ないって。って感じで止まるわけなんですが。

お前にしか連れて帰れないだろうが。って。

「こいつをぶん殴れるのはおれでもできるけど、そいつを弔うのはお前じゃなきゃダメだろうが!」

みたいな感じで、なんかうまいことロー君に言ってあげてほしい。

ロー君はようやく再び遺体を直視して、心のどこかでルフィの言っている意味がわかってしまうから、そこで困惑して止まってほしいんだなぁ。わかるけど、わかりたくない。みたいな。

たくさんのフレバンス国民の死体に囲まれ、どうすればいいかわからなくなってただ立ち尽くすしかなくなるローたんがみたい。

でも、そんな中、ロビン姉さまか、またはここはナミさんかなぁ。ナミさんあたりがね、そっと近寄って。「トラ男君の国では、亡くなった人はどうやって弔ってたの?」って

そこで、死体の山となって積み上げられてる記憶の奥底の、子供のころの普通の世界で、当たり前のように亡くなった人たちを悼み墓を建ててた頃の。そうして死者を弔い彼らの尊厳が守られていたころの。その頃の記憶がじわってきちゃうやつ。

それをハイパー見聞色覇気(私は見分職をすごく都合のいい能力だと思ってる節がある)で読み取ったサンジ君が、黙々と土を掘り始め、ロー君の故郷でやっていた時のように、遺体のお顔に白い布をかぶせ、そっと両手を組ませて、静かに土の中へと入れられて、そっと土を被せられてって。

そうして、ひとつ立った十字架。それを黙々とやり始める麦藁の一味。

で、ロー君も、なんとなく、同じように土を触って、そっとかけて。そうやってたら、当たり前だったあの頃の感覚が戻ってきて。

同時に、それらを踏みにじられた痛みも戻ってきて。

彼らに当たり前のように尊厳を返し、彼らを悼み静かに眠らせてくれる。その心をくれた情への喜びと、同時に、それらが今までなされず踏みにじられてきた苦痛が、悲しみが、同時に呼び起されて。それは怒っていいことだったのだと。悲しいことだったのだと、悲しんでいいことだったのだと。麦わら一味たちのおかげでそう思えるようになて、そこで涙がつぅって頬につたっちゃうっていう。

そういう痛ましいトラファルガーが大好物なんですけど(闇)

で、ペンシャチベポ当たりの名を呼んで。こんなことは無意味なことだと思ってたけどって。

でも、って

全部、取り返したい。取り返して、こうしたいって。ちゃんと土に反して弔ってやりたいんだって。それがやりたいって。

仲間に打ち明けるふぁるがーもみたい。当たり前だろ! って。もっと、キャプテンと一緒に怒らせてほしい。悲しませてほしいって思ってたクルーたちはうれしいし。同時に、この深い悲しみに一緒に涙を流しながらロー君に寄り添ってあげてほしいなぁ。

 

そうして、今後ちょっと旅の目的にフレバンス国民の遺体を取り戻すってのが追加された。

そして、ろーくんは一人取り戻しては土を掘り、彼らを埋葬する、そのたびに。涙を流せるようになるといいなぁ。なんて。

 

 


 

ってことで9割土は土にで書いてた内容でしたね。

遺体人質にされたときに全然遺体が脅しとして成り立たないロー君はちょっと滾るものがあった。ここは土は土ににない唯一成分だからここで補給しよう スーーーーハーーー!

Comment

  1. もも より:

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    • 内緒 より:

      ももさん初めまして! おわわ、Twitterだけでなくこんな偏狭の地まで来てくださりありがとうございます! めっちゃ嬉しいです!
      フレバンスやコラさんの、ローの過去に関係する話を妄想するのが大好きすぎて、ほんと同じネタ何度も考えちゃうので、そう言って頂けると嬉しいです……/// これ書いたな……って思って黙っちゃいそうになる気持ちをぶち壊して再放送していこうと思います!((´∀`)) ありがとうございます! 気が向かれましたら是非またお越しくださいまし!