あとがき
わーい書き終わったー! 楽しかったー! あとがき書かせてくださーい!
伝わってたら嬉しいなーって思うんですが、文章には起こしてない部分なのであえてここで書きますと、モブ男君がどうしてこんなにロー君から逃げて怖がっているのかというと、
ロー君が生きて逃げ出している=珀鉛病が世界に広がっちゃう!
って思いこんでいたからです。でも珀鉛病は世界に広がりませんでしたね! あっれー?ってところから
=珀鉛病は本当は伝染病じゃない……?
につながって、つまり罪のない人々を殺し……うわぁあそんなわけないなにかの嘘だーーーー!!! って現実逃避しまくって怯えまくってたわけなんですね。
で、その真実の権化たるロー君を怖がっていたんです。そうしてモブ男君は狂っていってたって設定でした。
必死に洗脳された時の言葉に縋り付いて現実に目を向けようとしてなかったんですが、ロー君が目の前に現れたのをきっかけに、逃げ続ける人生にけりをつけないと苦しすぎて仕方なかったわけなんですねーーー! はい!
最後には、やはり珀鉛病は伝染しなかったんだと、男はほぼほぼ確信してます。万が一伝染病だったとしても、彼らはモンスターなんかではない、我々と同じ人なんだと、洗脳からはとけてる感じです。トラファルガー親子の愛は偉大! そんなお話でしたー。
実はこの小説を書くに至った経緯はすごくくだらなくてw アニメ版のロー君の過去で、アニメにおけるよくある演出なんですが、銃がめっちゃ打たれてるのにロー君に全然当たらない不可思議映像あるんですよw 両親に縋りついた後、逃げるまでに、すっげー銃打たれるんですけどロー君ww逃げれちゃうんですよねw あれに理由を無理やりつけてやろうぜ!!!! っていう意味不明な発想から生み出された謎小説でした。てへぺろり。どうですか! 結構いい線のいった理由付けだと思うんですけど!!!
でも実際、やっぱり戦争に赴く兵士も、わざと当てないように銃打ったりするみたいですね。やっぱ誰も殺し合いなんてしたくないんですよね、本当は。あ、この話を書くにあたってちょっとそういう系の話をぐぐってみたりしました! 小説内にある 時間感覚が狂う描写あるじゃないですか。まんまぐぐって出てきたお話です。てへ。それだけ殺し合いをする兵士たちにかかるストレスってやばいだなーってリアリティのあるすごい重い描写で、ふおおおってなってほぼまんま書きました。だってあそこだけ私が書くには妙に凄みのある文章だと思いませんか!!!!!!!!! パクリスペクトでしたーーーーーーー!!!!
へへへ。書いてて楽しかったなーーー。モブがメインとなるお話なのでだいぶ読む人を選ぶ内容だったと思うんですが、ストーリー的には中々面白い話が書けたんじゃないかなって思うので、面白かったって言ってもらえるとすごくうれしいと思います。私のお話って基本萌え重視でストーリー性とかあんまり気にしてないんですが、今回はなんか読んでて面白いストーリー!って感じが書けそうですごいwktkしてたんで。こう、進撃の巨人を読んでるときのような、闇が深すぎる社会の中にある人間の情を垣間見てふあーってなっちゃうような、そんな感じに近いものを感じていただけたら私は飛び上がって喜びます。
あ、でも一応今回も萌えポイントちゃんと入れてますよ? モブ男君にホワイトモンスターっていわれてびっくり顔さらすロー君のとこと、両親からの言葉をちゃんと伝えてもらえて微笑むロー君のところです! 萌え~~~~
あ、ちなみにロー君が酒のんでるのは、男からできたら両親の最期の言葉聞きたいなーって思ってたからです。でも酒が飲み終わったらもうあきらめよーって複雑な心境でしたー。一緒に待ってあげるルフィぱいせんかわいくないですか? トラ男はほっておけないもんねっ!
しっかし、最初5千文字くらいの話になりそうだなって思ってたんですが気づいたら2万文字です。あっるぇー?(・3・)
ついでなのでなんとなく医者コンビ後日談!
ローは顔を顰めに顰めていた。ぐずぐずと鼻水を啜る音と自分の足を濡らす液体にどうしたものかと悩んでいたからだ。
「トニー屋。そんなに泣き止めねェなら終わりにしろ」
「い゛や゛だっ!」
このありさまである。
ぼろぼろぐずぐずと涙をおいおい流してチョッパーはローの組んだ足の上に座っていた。
二人の前にはところどころチョッパーの涙に濡れてよれた紙がある。そこにびっしりと書かれるのはチョッパーがローから聞いて書き残すメモだ。
「ったく……」
ローは深く息を吐いてチョッパーの頭に手を置く。
珀鉛病は伝染しないと遺した父の言葉。それをあの男の口より聞いたチョッパーから事情を問われてこの様となったのだ。
何が何でも珀鉛病の正しい情報を知らなければならないのだと、チョッパーは必死にローから珀鉛病について聞くことにしたらしいのだが、いかんせん勝手に泣き始めて止まらない。ローはただ珀鉛病の正しい症状を伝えているだけだというのに。
これだけぼろぼろに泣いているというのに、それでも絶対この病について知らなければならないのだと瞳に決意を宿して先を促すチョッパーの目元を、ローはそっと撫でてやった。
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みなもさんこんにちは!! Twitterで追っかけてくださりありがとうございます! 最後まで読んで頂けて嬉しいです!
あのラストを書くの凄く楽しみだったので響いて頂けたようでガッツポーズです>w<グッ
このあと旗揚げ組と会ったのなら、ロー君はきっとちょっとベポに甘えた甘えたのお昼寝を頼みそうですね! ベポにぬくもりを求めるようにすりすりしてなんだかちょっと子供のようで。様子がちょっといつもと違うなって長い仲からわかったペンギンシャチあたりが、「何かあったんですか?」って聞いてみたら、「……いや、おれは本当に、愛されてるなって思ってな」って幸せそうなのに悲しそうに笑うから、旗揚げ3人が思わずそれからめちゃくちゃ甘やかしたりしそうです(´`*) ベポたんはぎゅうううってロー君を抱きしめてくれることでしょう! へへ、可愛いですね~。
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