ハートが夢見る医者 – 1

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サウザンドサニー号は海の上で濃い霧に包まれていた。

四方八方を覆う濃霧にナミは顔を顰める。これから敵地に向かうというのにこの霧はまずい。仕切り直すべきではないだろうか。

厳しい状況に歯噛みしながらナミは振り向く。視線の先には同じく険しい表情を浮かべるローが立っていた。

一行はとある海賊団のひとつを落とすべく船を進めていた。四皇のカイドウは倒したが、当時その場にいなかった傘下である海賊団が付近の島へ降り立ち、そこを牛耳ったというのだ。放っておけば勢力を拡大し、またワノ国を脅かすかもしれない。

かくして、麦わら・ハート同盟は再び二手に分かれ、その島へと向かっているのだった。

サウザンドサニー号には麦わらの一味と共にローが乗り、ローを除くハートの海賊団はポーラータング号で潜水しながら一足先に敵地へと向かっている。ハートの海賊団が得意とする潜入と情報収集。そしてローの特殊な能力が起点となる作戦だ。

再び船長一人が艦からいなくなることに、ハートの海賊団のクルーたちは随分と寂しがっていた。ドレスローザのことがあったのだ。当然だろう。ローは「何を大層な」と呆れていたが、ゾウにて彼らがどれほどローを心配していたのか知っているナミとしては、早く合流してあげたい気持ちが強かった。しかし、こちらは潜水艦ではなく帆船だ。この霧の中、敵に見つかっていつの間にか囲まれていたなんて洒落にならない。

「トラ男……やっぱり一度引き返す?」

「…………いや」

ローの表情が更に険しくなった。同時に、船内の空気が一気に張り詰める。ローの背後では真剣な顔をしたサンジが扉を開けて甲板へと出てくるところだった。

「もう遅い」

ローの言葉にナミが慌てて辺りを見回せば、濃霧の先に薄っすらと何かの影が見えた。どうも敵船に見つかったらしい。

「ルフィ!」

ナミは霧の中で遊んでいたルフィを呼ぶ。ルフィは呼ばれるまでもなく、既に臨戦態勢に入っていた。戦闘の気配を前にニヤリと笑い、麦わら帽子を押さえながらナミの前へと歩み出る。

「結構多いな」

サンジがタバコに火をつけながらルフィの隣まで歩み出るのと同時に、ゾロが展望台から音を立てて飛び降りてきた。

麦わらの一味の主戦力が臨戦態勢に入ったそのとき、ぶわっと緑色の膜のようなものがあたり一面を包んだ。それは敵船と思しき影を中心に、サニー号を軽く包み込む程の大きさで一瞬に広がる。避けようもなく、一同はその中にすっぽり包まれた。

「うわ、なんだコレ! トラ男の能力みてェだ」

ルフィは目を丸くしてあたりを見回す。彼の言う通り、まさにローが能力を使った際に広がる青いサークルの色違いだ。なれば、これは悪魔の実の能力による攻撃と考えるべきだろう。未知の攻撃に備えるべく、一味の緊張が高まる。だが、緑の膜はそのまますぅっと消えた。

「……何かされたのか……? ん……?」

敵船の方へ厳しい視線を向けていたサンジは、ふと後ろの気配が揺らぐのを感じた。目を向ければナミがふらりと崩れるように倒れるところだった。サンジは慌ててその体を支えるべく手を伸ばした。完全に意識を失っているようで、肩を支えても崩れゆく体にサンジは膝をつく。

「ナミさん!」

「ナミ!? どうした!?」

「熱い……ナミさん!? ナミさん!?」

衣服越しにも伝わるナミの異常な発熱に、サンジの表情はさらに険しくなる。懸命にナミに声をかけるが、伏せられたナミの目は開くことはなく、その口からは荒い息が零れるだけだ。

「ルフィさ~ん!! さっきのは一体何なんですか!? 敵の能力ですか!?」

船内からブルックが慌てて飛び出てきた。

「あの変な膜が広がってから、ロビンさんの具合が悪いみたいで!」

「ロビンもか!?」

「今、チョッパーさんが診ています」

ブルックの脇を通り、フランキーも現れる。

「厄介な能力者がいるみてェだな」

「ロビンとナミだけ……か。女ばっかり狙いやがって、四皇の傘下にしちゃあ、随分と肝っ玉の小せェ奴じゃねェか」

ゾロは刀を抜き、鋭い眼光を敵船へと向ける。それはもはや影ではなく、しっかりと船の形を捉えられるまでに近づいてきていた。

サニー号よりも大きいその船の甲板。見上げればそこに数十人ほどの人影が見えた。ゾロは扱き下ろすように言ったが、姑息な手段を用いる割には一人一人が十分な実力を持っているのがわかる。この新世界の海を渡る四皇の傘下だけあって一筋縄ではいきそうにない。

やがて濃霧の中から敵の姿がかろうじて見える程に船は近づいた。カイドウの一味特有のゾオン系能力者らしき動物の姿をした者たちが多数いる。そんな中一人、人型を保つ男が一番前で口を開いた。

「くっくっくっく。カイドウを倒したって聞いたときゃあ驚いたが、これなら袋の鼠だろう」

男は目の上に手を当て、覗き込むように腰を曲げる。その目は卑しくナミと彼女を支えるサンジへと向けられていた。

「おれはワズワズの実の病人間。病と名のつくものならいくらでも操れる。お前達には過去に患った中でも一番大病だったものを復元してやったよ。完治してようと、体はしっかり覚えているもんなんだぜ?」

そう言ってくくく、と男は笑う。その身に宿す悪魔の実の影響なのか、纏う空気が淀んで見える。

サンジは苦虫を噛み潰したような顔をし、男を睨みあげた。

「そっちの女は随分と重病だったみたいだなあ? くくく……生まれてから今まで、誰だって一度くらいは高熱を経験してるもんだ。いくらカイドウをやったとはいえ、その力を百パーセント出せなけりゃ意味がねえ」

男はにやりと笑う。

「これで麦わらとハートの同盟も終わりだ! 行け、てめえら!」

その言葉を合図にゾオン系能力者が二人、サニー号の甲板に向かって飛び降りる。病で弱ったものを後はねじ伏せるだけだと、ただただ真っ直ぐに。

病を操る男は圧倒的有利を前に笑いが止まらない。こうして先制さえとってしまえば、いつだって後は力任せにぶちのめすだけだった。男の能力によって熱に浮かされた者が、ゾオン系能力者の圧倒的力を受け止めることなどできやしないのだ。

「ふは、はは、ははははは! ……は?」

仲間に叩き潰される麦わらの一味を想像して笑う声がふと、止まる。

ゾオン系能力者二人が、飛び降りた場所から動かないのだ。その背が、肩が、僅かに震えている。同じだけの力に迎え撃たれたかのように。

病を操る男が目を丸くする。体の大きいゾオン系能力者の影に、麦わらのルフィと海賊狩りのゾロの姿が見える。ゾオン系能力者と比べれば小さく細く見えるはずの体が巨木の幹のように見える。病にふらつく姿など、どこにもなかった。

ルフィの拳が、ゾロの刀が、ゾオン系能力者の攻撃を真っ向から受け止めていた。ゾオン系能力者が驚いている間に、ルフィとゾロは反撃を仕掛ける。一人はルフィの力技に耐えきれず自身の船へと吹き飛ばされ、船の横腹に大きな穴をあけた。一人はゾロの刃を何とか身を翻してかわしたものの、思わぬ攻撃に慌てて距離を取る。

吹き飛ばされた仲間の衝撃によって大きく揺れる船の上、病を操る能力者は唖然とその光景を見ていた。図体のでかいゾオン系の能力者が退いたことにより、ルフィとゾロの二人が悠然と立っている姿がよく見える。二人は真っ直ぐ男に視線を向けて言い放った。

「「風邪、引いたことねェから」」

「はっ……? なっ、んなぁ!?」

絶句した能力者に対し、二人はニヤリと笑って攻撃を開始した。

 

 

ルフィとゾロが普段と変わらず戦う姿を一瞥した後、サンジは腕の中のナミへと視線を落とす。

「それでこの熱か。あの野郎、とんでもねえことしやがって……」

ナミの額にそっと手を当てる。二年前のあの時と同じ、酷い熱だ。

「サンジ! おめえ、大丈夫か? ナミはどうしたんだ」

フランキーはサンジの元まで来ると、ナミを覗き込むように腰を曲げる。

「おれは大丈夫だ。風邪ひとつ引いたことねえからな。フランキーも問題なさそうだな」

「オウ! なんたってサイボーグだからな!」

「あぁ……しかし、ナミさんは一度病気で死にかけたことがあるんだ。あの能力者の言う通りなら、その病気を再発症しちまってんだろう」

「オオウ!? 大丈夫かよ」

「チョッパーが治せるはずだ。ウソップやチョッパーの様子はどうだった? ……って、そういやウソップも病気知らずだっつってたか」

二年前、病に倒れたナミを前に会話したことを思い出す。風邪を引いたことがないから辛さがわからないと同時に首を傾げるサンジとウソップにビビは大層驚いていた。しかし、ルフィもゾロもウソップもそうなのだから、別に大して珍しくはないんじゃないかと、サンジは思う。ナミに意識があったのなら大声でその考えを否定していたことだろう。

「オウ、おれが見る分には元気そうにしてたぜ。チョッパーの手伝いと護衛しとくってよ。チョッパーも特に問題ないように見えたがな」

「チョッパーのやつ、やせ我慢してなきゃいいが……フランキー、ナミさんを連れて急いで医務室へ行ってくれ。あと、チョッパーに敵の能力の説明を。そうすりゃ、ナミさんを的確に治療してくれるはずだ」

「オウ。任せろ」

「丁重にな!!」

「わぁってる」

フランキーはナミを抱えると早足で船内に入った。サンジはそれを見送ると同時に立ち上がる。

先ほどから「ヨホホホホ」と特有の笑い声を上げてブルックがサンジたちを守るように戦ってくれていた。骨の病気とは無縁だったようで幸いだ。

元気に走り去ったサイボーグと、暴れまわるルフィとゾロ。笑いながら剣を振るう骨人間。それらを見て敵は「お前らバケモノか!?」と声を荒げていた。まさかここまで能力が通じないとは思わなかったのだろう。

しかし、倒れたものが少ないとはいえ、そのフォローにこちらは人手が割かれている状況だ。相手は四皇の傘下の海賊で、新世界を生き抜く実力者なのだ。油断はできない。

そういえば、とサンジは同盟相手のことを思い出す。先ほどから気配を殺していたのか、その存在を感じさせていなかった。

サンジはローがいるだろう後ろへと目を向ける。同時に、それまでそこに立っていた黒いコートを纏う長身がゆらりと崩れた。

「ロー?」

ローは大太刀を支えに甲板に膝をついて蹲った。大太刀を握る手は震え、丸められた背は荒い呼吸で大きく上下している。帽子により伏せられた表情を見ることは叶わないが、体調を崩しているのは一目瞭然だ。先ほどまで静かに敵船の様子を伺っているように思えたのだが、今までやせ我慢していたのか。

サンジはやや驚く。自船の男共は皆、病とは無縁だった。故に、七武海としてその名を連ねたローが病に倒れるとは思わなかったのだ。この男の強さは短い間とはいえ、共に戦ってきたことでよく知っている。ルフィやゾロと並ぶ強さを持つ彼が、病ひとつでこうして蹲ることになるとは思わなかった。

(まったく、うちではウソップすら風邪知らずだってのに)

自船クルーの異常性を誇りながら、サンジはフォローをするべくローの方へと足を向ける。

だが、ローの変化に気づいたのは敵も同じだった。

「んん? 随分と苦しそうにしているじゃねェか」

自分の能力が通じる数少ない人物を見つけ、ようやく優越を取り戻した男は、甲板を蹴って跳ぶ。真っ直ぐローに向かう男を目にしたサンジは表情を険しくし、同時に立ちはだかるべく走った。だが、そのサンジの前に長い棍棒が振り下ろされる。男の仲間がサンジを阻んだのだ。

「クッソ……」

ローは未だ蹲ったままで動く気配がない。焦るサンジの隙を敵は容赦なくついてくる。ローの元へ向かえない。

「ロー!!」

サンジの声に、ルフィとゾロ、ブルックが視線を向ける。だが彼らの位置はサンジよりも遠い。敵はもうローの直ぐ側まで走っている。

「え、うそ、トラ男さん!?」

「トラ男!?」

状況を理解したブルック、ルフィからも驚愕の声が上がる。彼らもローが抵抗できない状況に陥っていたなんて気づかなかったのだ。普段のその強さを知っているが故の驚きだった。

周囲の敵は元七武海の一人を打ち取れるだろうその瞬間を前に、自ずと口角を上げる。能力者の男はナイフを手にし、ローの首を狙って真っ直ぐ駆ける。多くの視線がそこに集中した。

その、瞬間。

ぶわっと、青いサークルが一瞬で広がり、能力者の男とローを包む。

突如発動されたローの能力に男が目を剥く時には、ローはその細身を瞬時に伸ばし、右手で男の胸を突いていた。

ぽーんと音が出そうなほどにあっけなく、能力者の男の背から臓器が飛び出る。ごろりと甲板に落ちたそれは、ドクンドクンとひとりでに鼓動し、その異様さを際立てていた。

「な……!?」

ざわっと、周囲の気配が一転する。勝ち誇っていた場の空気が凍りつく。

すぐに敵の海賊たちは戦意を取り戻そうとしたが、その僅かな隙を突き、ルフィ達は一気に敵をなぎ払った。サンジもまた、進路を遮ってきた敵を海まで蹴り飛ばす。麦わらの一味の圧倒的不利だった空気はその一瞬で逆転した。

動揺の隙を突かれ、更なる不利へと陥った敵がしり込む間にサンジはローへと駆ける。甲板に転がる心臓を前に減速し、ふぅ、と息を吐いた。

全く、恐ろしい能力だ。心臓の傍で前向きに倒れ伏した能力者の男は完全に意識を失っているようだ。それでも、生きている。ローの能力を知らない者ならば、男は死んだと思っただろう。

その心臓を拾い上げる。これを人質にすれば脅して能力を解除させることも容易だ。全く便利な能力だ。そして、他人の臓器をいともたやすくポロリと抜き取る能力というのは、見栄え的にも本当に……何とも恐ろしいもんだな、とサンジは苦笑する。

「ったく、ひやひやさせやがって」

要らぬ心配だったと、同盟相手の力量に舌を巻きながらも、少し気恥ずかしい思いをする。

歩み寄るサンジを前にローは一度立ち上がろうとするが、その体はすぐにゆらりと揺れて崩れた。サンジは安心から浮ついていた心をすぐに沈ませる。

「おい、大丈夫か?」

先ほどよりも大きく体勢を崩し、ほぼ床に伏してしまったローにサンジは表情を曇らせる。荒い息に大きく背を上下させ、時に痙攣すら起こしている。早くチョッパーに診せた方がいいだろうと、サンジが屈みながらローの背に手を伸ばす。だが、

「近づくな……っ!」

サンジは体を小さく跳ねさせ、伸ばそうとした手を止める。

ローの声は弱々しかったが、拒絶は強く、殺気すら感じるものだった。

何を意地張っているんだと思ったが、あまりに必死なその拒絶にサンジはその言葉を飲み込む。

今のローが、張り詰めすぎた弦のように見えたのだ。下手に踏み込めば、ぷつりと切れてしまいそうな程に張り詰められた弦に。

「お前、大丈夫か? どうしたんだよ」

困惑したサンジはひとまず屈みかけた体を起こし、周囲を警戒しながらもローを見下ろす。ローは相変わらず顔を伏せたままでサンジの方を見ようとしない。倒れた体を何とか起こすのに必死なその姿に、手を貸してやりたいとサンジは思うが、ローの発する威圧がそれを許してくれない。

「おい……」

「……問題ねェ……黒足屋、部屋をひとつ、借りたい」

何とか上体を僅かに浮かせ、切れ切れになる声で言う。サンジは顔をしかめる。その姿で問題ないなどとよく言えたものだ。

「あぁ? 部屋もクソも、とりあえず重病人は全員医務室へ……」

「おれは、……自分で治せる……」

サンジの言葉を遮るように、ローはそう言い切る。

「一人に、してくれ……誰も、近づくな……!」

「ロー……?」

俯いたまま目線も合わさず、ローはそれだけ言うとROOMを展開し、その場から消えた。ゴトンとローの代わりにその場に落ちた大きな荷物を前に、サンジは暫く立ち尽くした。

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Comment

  1. はっか より:

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    • 内緒 より:

      はっかさん二度目ましてーーー!!w ツイッターで間違えて二回目の初めましてを言ってしまったってこれのことだったんですねw お可愛らしい……っ!///
      うわぁあああ~~! 小説への感想、めっちゃ嬉しいです!! ありがとうございます~~~~!!!! 喜びに悶え転がってますッッッ!!!!

      このお話の構想、まだ本誌でもワノ国入る前に考えてたので、今思うと、え、カイドウ本当に倒せるのかな(震え声)って感じですね……!

      ひぃい、相変わらずめっちゃ褒め殺しに入ってきますねはっかさん!? ありがとうございます!!!! 好き!!!!

      冒頭あたりの説明は、ほんと、ロー君をどうやって麦一味の船の中に一人でいる状態で珀鉛病を再発症させるかっていう、この鬼畜状況を作り上げるために適当に考えた仮想状況だったりするので、あんまり詳しくは設定してないんですよww ただ、それ作るにあたって、私が勝手にハートが潜入得意な忍者みたいな子たちだったらいいな~~ロー君の能力はいつだってチートでかっこよくて最高だぜ~~~! この子達が活躍してる話を仮想でいいから想定したいな~~って欲望が出てるだけなんですw 二次創作でちょくちょくハートが潜入調査してお話を読みまして、それがすっごい自分の性癖に突き刺さってまして……ね……。ほんと最高なんですよ……。いいですよね、ハートの潜入調査……ハァハァ……。もしご存知なかったら、「なま様」とか「teo様」の小説、支部で是非見てみてください! ハートが潜入してるところ見れると思います! たまらんですぜぇ……ハァハァ。

      ナミいいですよねナミ~~~! ナミとウソップの、ちょっと弱いところがあるからこその、共感能力がすごくあるところ、やさしいところ、めちゃくちゃ好きなんですよ~~~! ナミはトラ男がDRでボロボロになったのも知ってるし、そこでもすごいローのことを思ってくれた女神なので、きっとその後、ゾウでハートたちと過ごして、ハートクルーにも思いを寄せてくれたらな~~~って願望でした! 下書きの時には書いてなかったんですが、ふと清書するときにさらーっと書き足したんですよね。そんなさらっと文もしっかり拾ってもらえるのすげぇ……嬉……ウッ(涙)

      はっかさんwwww間ひとつでそこまで盛り上がってくれるのすっごいwwwかわいくて好きですwww 会話の「……」って感覚で入れるんですが、その言葉にできない、この感覚、間が、なんとなーく好きだったりするので、ほんと拾っていただけるの嬉しい////

      わーーー! 戦闘シーン楽しんでもらえるの嬉しいです! 私戦闘シーン好きなんですよーーー!!!! 書くの難しいし苦手なんですが、やっぱファンタジーの、戦闘のある世界で生きているキャラクターたちが好きで、その戦闘で輝く姿が好きなんで、戦闘の仕方とか学一切ないですが、少しでも雰囲気出てたらな~~~って気持ちで書いてるので、喜んで頂けるのすっごく嬉しいです! ルフィとゾロの台詞は、下書きどころか妄想ネタ書きの時点からあって、その頃から気に入ってて好きだったので、そういってもらえるのめっちゃ嬉しいです//// OP始まった当初からのルフィとゾロの人外感がたまらなく好きなんで……! (まだルフィゾロナミしかいない頃の、ルフィとゾロが魚を骨ごと食べて、ナミがそれに突っ込みいれてるシーンめっちゃ好きなんですよねw)でも、サンジとウソップは普通に風邪引いたことあるだろうなって私も思ってたんですよ。だから妄想下書きのときは実はサンジ君も体調不良起こしているんですが、ふと、ナミが病気したときの詳細を調べるためにドラム編を読み直してたら、ウソップとサンジが同時に風邪引いたことねぇからわかんねぇって小首傾げてるシーンがあって、「えっ!? おまえらもだったのかー!!」って私もちょっとびっくりしてましたw

      えへ、えへへへへ//// 珀鉛病、表現結構ガバってるんですが、うまいこと魅せられてるのだなって思えてすっごい嬉しいです///// ありがとうございます///// めっちゃ、めっちゃ嬉しい……。実際の体験談?って言われるの、最高のほめ言葉じゃないですか……嬉しすぎてとける……///// なお、実際はめちゃくちゃ生理痛が重くて悶え苦しんでたときに「ロー君、珀鉛病のときこんな感じで苦しんでたのかなハァハァ……」って合間合間に書いた文を元にした変態です(ドヤッ)
      力入れてるところを、そう認めてもらえるのすっごい嬉しいです……(涙)やっぱり珀鉛病に苦しむローを介護する麦一味がメインのお話なんで、それに説得力持たせるものにしたいってめっちゃ頑張ってるので……! ああ~~~~~むくわれる~~~~~~!!!!!!
      珀鉛病のお話はほんっとしんどいですよね;; しんどいところも、そうやってしんどいって思っていただけたなら、ちゃんと表現できてたんだな~~!って自覚できるのですっごく嬉しいです/// あまりにしんどい話なんで、どうにか麦一味に共感して少しでも、孤独なローたんのその背を、支えるまでいかなくとも、そっと手を置いて温もりを与えてあげられる人が、そんなお話があると、わたしゃ、ロークラスタとして、とっても嬉しい。そんな気持ちで書いてますもんで///

      チョッパーは本当に良く頑張ってくれてる、本当に愛おしい子です;; そんなチョッパーに、そうやってやさしい声をかけてもらえるのすっごい……親のような喜びを感じます//// 「愚かで愛おしい」って表現、ひとりでにめっちゃ気に入ってるんで触れてもらえてチョーーーーーー嬉しいです!!!!!! 触れてもらえたの何気に初めてだったんでガッツポーズです!!!! ロー君ってやっぱ賢いキャラだから、本能だとか、本当にやりたいこととか、状況を見てそういう気持ちを理性で留めちゃう子だから、それを全部かなぐり捨てて危険なところに愚直に進む姿って、やっぱ愚かなものだと思うんですよね。伝染病かもしれないのに仲間の危険を顧みず助けようとしたチョッパーも、伝染病だと思い込み決して誰も診断なんかしてくれるわけがない北の海の事情を、何十回も体験しても諦めないコラソンのことも。それでも、それに助けられたローは、やっぱりその愚かしさが愛おしくてしょうがないと、思っちゃう子なんだろうなって、思いまして。ほんと、そんなローがめっちゃ好きなんで、そこ拾って頂けるの嬉しくてとろけます……(涙)ほんっと、ありがとうございます……っ!!!

      はっかさん、そんなっ! 私も気持ち悪いオタクなんで!!!! お仲間! 私も仲間です! 腕に同じ印ついてますよきっと! アラバスタで腕をかかげれますから!! こちらこそこんなに素敵な感想を送ってくださる方に小説を読んでいただけたこと、嬉しくて嬉しくてたまりませんっっっ!! 小説書いてネットの海に放り投げてよかったーーーーー!! って一番思える瞬間ですよ本当に!! 本当に本当にありがとうございます! めっちゃ嬉しいです~~~~!! 読んでるときから、お返事書かせていただくまで、ずっと頬がにやけっぱなしでしたもん! ちょっとほっぺた痛くなってきてやっとその事実に気づきました! 私めっちゃにやけてる!!!!! もうそれくらい嬉しいです! わぁあ~~ん ありがとうございます!!