鬱話完成したー。わーい。「土は土に」あとがきしとくかなー

OPあとがき
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ふいー。ちょくちょく書き進めてコソコソとツイッターでうpってた鬱話完成したー。

いやー鬱く泣ける話書くの結構好きなんですよねぇ。闇が深いぜ! ハッハー!

宗教について全然知らないくせに適当に調べて「土は土に」ってタイトルも無事につけました。結構いいんじゃないかなぁって満足しています。

土は土に、灰は灰に、塵は塵にって、私実はうみねこで初めて聞いたフレーズだったんですが、キリスト教の葬儀で使われる言葉だったんですね。初耳初耳。キリスト教についてほぼ全然知らないから、調べてみたらちょくちょくうみねこで語られていた内容が出てきて面白かったです。

宗教全く知らないくせに前作といい宗教臭がちらちらする話書いちゃってちょっと怖いですね。無宗教のくせにすんません!

 

ローにとって白い町の人々への想いがどういう状況にあるのかっていうのは、あまり原作で語られてませんよね。これが私の解釈でした。

あ、そういえば「だから歪んで爛れたのだ」って文とかもややうみねこに感化されて書いてます。とある人物を自分のせいでまともに埋葬することができずに狂っていった人物に対する言葉でうみねこでも確か似たように表現されてたんじゃないかなと。

よくあるお話ですが、葬儀というのは残された人のために必要な大切な儀式で、それがなされなければ思いが強いほどにやはり歪むのかもしれないなぁと。すごい感慨深かったですね。あのうみねこのお話は。

せめて誰かに吐露することができたならば。でもそれすらしなかったから、尚。って感じですね。

 

ロー君って一人で白い町抜け出すときに、何度も何度もいろんな人の遺体にすがって揺さぶったと思うんですよね。誰かひとりでも生きていないのかって。誰か、だれかって、だって一人寂しいし怖いやん……でも誰も生きてなかったんだよ。辛すぎる……闇が深い……そこに萌えを感じる私の闇も深い……。

それをたった十歳で経験して、そこから一人で生きていくしかなかったんだよ。誰にも吐露することもできず。誰かに助けても言えずにさぁ。闇がふけぇよぉ……。そらぶっ壊れるよなぁ。

そのうえ遺体は乱雑に積まれてさぁ。もう遺体なんかただの腐った肉だって。そらもう言い聞かせるしかないやん。可哀そう……。

そうやって悲しくも歪んだ彼の価値観をそっと修正する話でした。それを認めれば壊れてしまいそうでも、今は仲間がいるからって、そういうお話ですね。

遺体は遺体。そこにもう何もないって、非情な現実だけで止まった時間を、埋葬することでローにとっての気休めを。ローにとって彼らが安らかに眠れたという思いを作ってやることが、大事なんじゃないかなーなんて適当なこと考えながら。

ちなみに冒頭のドフラミンゴ様はファミリーに入った当初のぶっ壊れロー君が返ってきたみたいで喜んでいらっしゃいます。おれは世界を壊しに行くって言ってお前もこいよこいよって思ってますね。ドフィも歪んでしまったお人なんだなぁ。

 

いつか告解も併せて支部に置きたいんだけれど、長編小説はまとめて表示されてないとなんとなくいやだから、先にハートが夢見るryを完成させてしまいたいのよね。あれいつになったら完成するんですかないしょさん!

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