【TOD2】dive – 17 –

diveTOD2
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拍手いつもありがとうございます!
天秤の続きリクエストしてくださった方もありがとです!
今まで放置してたのをちょびちょび、本当にちょびちょび書き始めてます!

ちょっと最近タイピング熱が!あれだね。イヤホンで音楽聴きながらタイピングするのがすごく心地いい。
こういうときはぽつぽつ駄文打ち込んだりしてるんですが、ちょっと最近忙しくなってきたかなーはっはー!

ちょっと今日はコスモスフィア第三階層が燃えてきたので書き進めます!

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体がぐにゃぐにゃになりそうだ。
地面に芋虫のごとくへばりついた俺を見てナナリーは満足そうに手を払った。

「ま、こんなところで許してやるよ。全く……さっさとジューダス探し出してとっ捕まえて仕事終わらすんだよ」

ナナリーの口から出た言葉に俺はすぐさま地面から這い上がる。

「ジューダス!ナナリー、お前ジューダスがわかるんだな!!」
「……なんだい、あんた本当に大丈夫かい?どっかで頭打ったのかい?」

第二階層ではナナリーはジューダスを知らなかった。だが今回はジューダスを認識している。
ジューダスを無理やりこちらの町に連れ出した成果はちゃんと実ったようだ。ナナリーが慌てるのを余所に俺は安堵した。

「いや、わりぃ。ジューダスどこにいるか検討つくか?つーか、あいつ仕事またサボったわけ?」
「相変わらずのサボり癖さ。どうも居辛いみたいでねぇ……やっぱりあっちの町とは勝手が違うのかねぇ」

顔にありありと心配の色を浮かべ、ナナリーは困ったように首をかしげた。
まんま、ホープタウンでの俺たちって感じだな。

「あの子、隠れるの上手だからわからないんだよ。悪いね」
「仕方ねぇよ。俺が探しとく」

じゃあな、と手を上げてナナリーに別れを告げると、今度はこちらの町を探索することとなった。

町は、やはりクレスタにどことなく雰囲気が似ている。
やがて孤児院まで見え始めたのには驚いた。だが、俺の知る孤児院とはどこか違う。いや、でも似てる。
そして、その孤児院から見慣れた金髪が出てきた。

「カイル!」
「あ、ロニ!ジューダス見つかった?」
「いや……お前何か知ってるか?」
「ううん。ごめん、ロニに任せるからあんたはみんなを見てなさい!って母さんに怒られちゃって」
「……ルーティさんもいるのか」
「ん?」
「いや、それじゃ、俺引き続き探してくっから」
「うん。宜しくね」

みんな俺にジューダスを任せてくれているらしい。
焦燥感に駆られ足を速める。だが、孤児院の風景がどうにも引っかかって少し走ったところで振り返る。少し変わったベランダからルーティさんが洗濯物を干している姿が見えた。久しぶりに見たな。
やっぱりどこかリアルと違う風景に引っかかりながら、俺は一度止めた足を再び動かす。

町はそんなに広くない。前にジューダスがいた、あちらの町のほうが大きいんじゃないだろうか。
この穏やかな町を山が守るように囲んでいた。明るい町といえど、数十歩も山に入り込めば薄暗くなってくる。迷うほどのものではない。きっと町の人々もよく来るのだろう。
町の人同士がこうも仲が良いというのに見つからないなら、人気のないこういったところにいるに違いない。現にホープタウンでも本気で一人になりたいという時は町から出てやがった。無用心だとしこたま怒った覚えがある。

しばらくして、木々の間から発光するものを見つけた。

「やぁ、着てたんだ」
「見張ってるんじゃなかったのかよ。心の護さんよ」
「……気になったから、坊ちゃんが」

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dive楽しい。でも天秤もさくっと書き終わらないと。散るさんも。あと小片さっさと打ち切りまでもっていかねば。あと首都ダリルシェイドもさっさと書きなおさねばっばばばっ

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