まだまだ続く難産なう。
拍手ありがとうございます!!少し肩の力を抜けたジューダス君にみなさまほっこりしてもらえたでしょうか///^p^///ゲームでも夢イベ後はスキットでジューダスが笑う絵が増えてほっこりしますよね!wあの感覚を感じ取ってもらえていたら嬉しいです>w<
難産が続いているのでちまちまUPですみません><早くコスモスフィアにダイブしたいです><
でも今回の現実世界は今後の二人を書く上で重要な関係構築になる気がするので手を抜きたくないけれど早く終わってしまえええええええええ!でもタイピングの手が止まりまくりんぐwwファァアア
恋愛関係はびっくりするほど書きなれていないので困ります^p^;;;無駄に恋愛の始まりについてぐぐりましたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(爆笑)
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第四階層のパラダイムシフトを機に、ジューダスの表情は穏やかになった。それは仲間達の誰もが違いを実感できる程。そして誰もがそれを喜んでいた。
ナナリーは俺とジューダスが二人きりで話をしたことを知っているからか、こっそり俺に「ありがとう」と耳打ちしてきたくらいだ。「あの子、ちょっとはいい表情するようになったね」と破顔していた。俺はそれが誇らしくて堪らなかった。あのジューダスから、あんな柔らかな表情を引き出したのはこの俺なんだぞと、内心胸を逸らしていた。
あれから、気がつけばジューダスを目で追っている。穏やかな表情をするあいつの顔を無意識で探していた。雰囲気が本当に柔らかくなったと思う。それは赤の他人から見たらあまり分からないかもしれないが、長く連れ添った俺達にはかなり大きな変化だった。
ただ、変わったのはジューダスだけではないと、少しずつ俺は自覚せざるを得なくなった。
「ねぇ、ジューダス!お願いがあるんだけど!」
「どうした」
それはダイブを終えた数時間後。部屋に戻ってきたカイルが無邪気に投げかけた言葉だ。
「ソーディアンのシャルティエ、持ってるんだよね!ねぇ、お話できるの?!」
カイルの大きく開かれたその目には好奇心や憧れが色濃く出ていた。リオンに関わる話題に物怖じすることなく純粋に触れるカイルに、ジューダスは一瞬目を丸くしたが、すぐに小さく微笑んで背中から衣服と同じ色の布で巻かれた鞘に納まる剣を取り出した。
「お前は、声が聞こえるかもしれんな」
「えっ!」
「ソーディアンマスターの資質は遺伝する。お前はスタンとルーティの息子だからな」
「ほ、ほんと!」
机の上に布が広げられその上に剣が置かれる。ジューダスは鞘から剣を僅かだけ抜いた。美しいレリーフが刻まれた剣。俺はコスモスフィアで見たからわかる。間違いなく、ソーディアンシャルティエだった。戦闘に使うことのなかったあの剣はああして持っていたのか。
ジューダスの細く白い長い指が、優しく鞘を撫でる。ジューダスがどれだけシャルティエを大事にしているのか、それだけで伝わってくる。なんたって、心の護になっているくらいだしな。
「シャル。喋っていいぞ」
愛称で呼んでんのか。じり、と何かが胸を焦がした。
ナナリーやリアラも興味心身に綺麗な細工が施された剣を見ていた。うっすらと、橙色の温かい光がコアレンズが納まっているだろう部分から漏れる。コスモスフィアでもシャルティエが喋るときはああやって呼応するように光っていた。ナナリーもリアラも興味心身にソーディアンを見ていたが、俺らにはシャルティエの変化はそれしかわからなかった。一方、カイルは肩を震わせ、感嘆の声を上げた。
「わぁ!聞こえた!すごい!!今シャルティエさんが喋ったの!?すごい!何か頭に響くような感じなんだね!!ねぇ、俺聞こえたよ!」
カイルにはシャルティエの声が聞こえたようだ。ナナリーとリアラが顔を見合わせる。何も聞こえなかったからだろう。カイルは「これって、俺もソーディアン使えるってことだよね!」と大喜びだ。残念ながら俺達の時代にソーディアンはジューダスが持っているシャルティエ一本しかないがな。
しっかし、結構深い階層のコスモスフィアまで行き、そこでシャルティエと対話したことがあれど、やはり俺にはソーディアンの声は聞こえないのか。なんだかもやっとする。
「シャル、残念だがソーディアンチームの居るこの時代ではあまり喋れんぞ」
「あはは、そっか。シャルティエさん俺がいるから今までジューダスとあまり喋れなかったんだね」
もはやカイルとジューダスとシャルティエだけで成り立つ会話に俺達は入りようがない。そういや、この現実世界のシャルティエは俺のことをどう思っているのだろうか。
「ねぇ!ジューダス、シャルティエさん!父さんと旅したときのこと、聞いてもいい!?良かったら、父さんのこと教えて欲しいんだ!」
更に続けられるカイルの質問に、ジューダスは眉を寄せて悩んでいる様子だった。おいおい、それはちょっとまずい質問なんじゃねぇのか。そう思ったのだが、ジューダスの表情は存外に穏やかだった。
「お前はスタンによく似ている」
「そ、そうなの?」
「寝起きの悪さから立ち直りの早さまでな」
敵対している相手を思う顔には合わない。憂いを浮かべながらも記憶を手繰り寄せるジューダスの表情は変わらず穏やかだった。裏切りった形にはなったが、やはり旅の仲間として憎からず思っていたのか。
「ねぇ、父さんとソーディアンディムロスは相性よかったの?すっごくいいコンビだったんでしょ!」
「あいつは抜けているところがあるからな、よく突っ込みを入れられていたな」
目の前で繰り広げられる会話が、何とも不思議だ。ただ、あれだけ詰めたように感じていたジューダスとの距離が、また異様に遠くも感じられた。胸に隙間風が入っているかのような、変な気分にさせられた。
カイルやシャルティエに向けているジューダスの視線を、俺の方へ向けさせたい、そんな欲求が沸いて出た。何か話しかけたいような、
「へぇ、まぁ確かに、あの軍人のディムロスさん見てたらこう、黙ってついて行かざるを得ない感じになりそうだもんなぁ」
無難な感想で会話に入り込めば、ジューダスの視線が一度すっとこちらへ向いた。それだけで、もやもやしていた気持ちが一瞬消える。
「ロニ、カイルがディムロスの言う通りに全て動くと思うか?」
にやりと、ジューダスは皮肉気に口の端を持ち上げる。それだけで、ジューダスの言わんとすることが分かる。
「あー無理だな」
「えぇ?何でだよ!」
「お前は人の言うことすぐ忘れて真っ直ぐ突き進むタイプだろうが」
「そうだ。ディムロスはソーディアンだということもあって、物理的に止めることができないのをいいことに好き勝手に動いていたことも沢山あるぞ」
「っく、ハハハハハ!何か想像できちまった」
やっぱりカイルとスタンさんはよく似ているんだな。俺もたまにあの意思の強さとか、なんだかんだで自分でしっかり決めて周りを引っ張っていく姿とかは似ていると思う。
もしかして、ジューダスが今まで俺達と一緒に戦ってきたのは、単にエルレインと敵対していたからというわけではなく、スタンさんの息子であるカイルと共に行きたいって思いもあったのか?
ジューダスはカイルの方を見て、穏やかな表情をしている。カイルの面影からスタンさんを見ているようにも見えた。その表情に少し憂いを帯びるのは、やはり裏切りがあるからだろうか。
また、リオンという人物が分からなくなる。同時に、知りたいという欲が再び湧き上がってきた。未だ残る悲しみの陰に寄り添ってやるには、やはり知らなければならないんじゃないのか。
いや、何故そこまで知ろうとする?俺は十分ジューダスのことを知っているんじゃないか?共に行く仲間として、これ以上のものが必要か?いくらなんでも、これ以上踏み込むのはおかしくないか?
「ねぇ、シャルティエさん触ってみてもいい?やっぱりただの剣とは全然感覚が違ったりするの?」
「そうだな……シャル、構わないか?」
シャルティエを持つジューダスの手に、カイルの手が触れる。そんな当たり前のことすら気になり始めている。
手が、気づけばポケットに伸びていた。俺は、何のためにダイブをしていたんだっけ。最初は正体の知れないジューダスへの危機感。次に何かを抱え込むジューダスが心配で、今は、今は……?
そこまで心配するようなことは、もうないんじゃねぇかと、思う。だったら、何で俺はあいつを知りたいんだ?
俺は……。
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必死に少しずつフラグを立てていくぅ~!
はて、天地戦争時代の間に第六階層クリアまで行きたいんですよ……そんなゆっくりしてる暇天地戦争時代にあったっけwwwwwってなるから困りんご★ミ
ちょっとまたPSPD2進めて天地戦争時代どんな感じだったかをしっかり見たいものですね。
なんか状況的に スタン←ジューダス←ロニ みたいな感じになっちゃいましたねw別にスタリオ前提とかいうわけじゃないですw仲間意識です!でもスタリオ大好きな方はそのように妄想してもおいしいかもしれませんね^p^
内緒は恋愛書くのがくっそ苦手なので雰囲気でスタジュとかロニジュとかナナジュとか適当なことよく言ってますwでも割と恋愛要素なくて友情とか仲間意識とか家族愛とかばっかりだったりします。でもdiveはちゃんと恋愛的にロニジュですよ!頑張って仲間意識とか保護者気分から恋愛に発展させてみせる><!
ちなみにシャルティエがロニをどう思っているか、についてですが
現実世界のシャルティエは、コスモスフィアのシャルティエ程ロニに感謝していないけれど、やはり第四階層クリアでのジューダスの心境の変化を感じ取っているのでロニを見直していると思います。それまでは僕の坊ちゃんを追い詰めやがって!!って内心もっやもやだったと思いますw
『あんな男にダイブさせなくていいんですよ!><』「……僕に拒否する権利なんて、あるのか……?」『坊ちゃん;;』
って感じだったのでロニに当たるかの如くでwwまぁその辺の心境はコスモスフィアのシャルティエと結構一緒なんですが、コスモスフィアのシャルティエは第一階層クリア辺りから少しずつロニに期待の目を向けはじめていたっていう設定です。でもリスクの方がでかかったので来るなって思ってたんですけどねw
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